副住職の宗宏です。日頃いろんな場面で「霊見える？」とか「悟りひらいた？」なんていう質問や、「宗教なんて現代には必要ない」とか「葬式のための仏教」なんていう厳しい言葉をいただいたりします。よく考えてみれば、私たちは学校でいろいろなことを学びますが、宗教、仏教については学校では教えてくれません。また、おじいさん、おばあさんと一緒に過ごす時間も少なくなり、お寺を訪れることも減りました。その一方で「霊」や「不思議な力」がバラエティ番組で話題になったり、洗脳などで心を惑わす「宗教といわれる団体」がニュースやワイドショーをにぎわしたりして、宗教、仏教というもののイメージをつくりあげています。

そこで今一度、素朴なところから見直してみようと思います。よかったらご一緒してください。