製糸真綿の道具・機械




丑首(うしくび)・足踏み座繰1/4・座繰機1/3





玉糸製糸機械・足踏み式座繰<ダルマ>





座繰り機(ざぐりき)





 座繰機部品・副蚕糸原料・生糸・玉糸





検尺器(けんじゃくき)・検位(けんい)てい




真綿の道具 <角真綿・袋真綿>

生糸を作るためには、幕末までは手で糸枠を回して糸を繰る手引きの道具が用いられました。
江戸幕末頃、ベルトや歯車を使って糸枠を回す「繰り機」が考えられ、やがて糸を
均一に枠巻くための「振子仕掛け」などもつけられ能率のよい機械となりました。
そして明治に入り、「足踏み式繰糸機」が考えられ、繰り糸のために両手を用いる事が可能となり
より質のよい糸が能率よく作られるようになる一方、イタリア式やフランス式の「洋式繰糸機」
その技術を導入して、工場生産を開始しました。
やがて、これらを日本的に改造した繰糸機が全国に普及し、多量に生産された生糸は
輸出の産業として発達しました。

  

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