糸車と繊維道具



糸車

 糸車はわたの栽培技術とともに中国から伝えられ各地で使われました。車の回転によって
 紐につながれた紡鐘に回転を与え、その回転を利用することにより、
わたから糸にする麻などを撚掛けする、緯糸の管巻として使用されます。
 現在残されている糸車には大小二種類があり、小型のものは麻に、大型のものは木綿に使用しました。
その形は、一:車のすべてが竹で作られたもの。二:竹車の枠で帯の細紐を千鳥掛けにしたもの。
三:竹車の支持軸が十字掛けの木製のもの。四:樫などの板を組み合わせた円からなっているもの。
などに分けることができます。
 それに対して回転は、一:軸を直接クランクで回転させるもの。
二:支持軸についているクランクで回転させるもの。となるであろう。
 そして車の支持柱が、一:車の両側で支えるもの。二:車の後方の柱だけで支えるもの。
などに分けることができます。
 また構造について、地域的には、西日本のものに比較的車と紡鐘との間隔が短い
竹車のものが多く、東日本のものは竹車の支持軸が十字掛けの木製のものが多く
車と紡鐘との距離が比較的長いという特徴がみられます。





糸車の撚(よ)りかけ





真綿手紡機・揚(あげ)返し機





かせくり(かせとり)・ぜんまい・座繰(ざぐ)り機・糸枠





台秤・棒秤





火のし・アイロン・ミシン 他


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