生糸etc・おんぞ祭り・繭花





生糸 撚り糸




黄金の生糸 笹色の生糸(右上)
生糸(右二段目) 玉糸(右三段目) 黄繭糸(右下)


着物一着作るには、(左)
繭<生繭>・・・約4.74Kg<2200粒>
生糸・・・900g


ネクタイ一本作るには、(左)
繭<生繭>・・・0.200Kg<100粒>




御衣祭<おんぞまつり>


衣食住は生活の三要素とされ、神宮の祭儀でも最も重要視されています。
その中で「衣」の祭りを御衣祭と呼んでいます。この神衣は古くから、三河から献ぜられてきたものです。

東三河では大野の赤引の糸を用い、三ヶ日の岡本神戸の初衣神社の神服部氏がはらい清めて
織りあげ、行列を整えて本坂峠を越えて吉田の御旅所を経、田町(現在の湊町)神明社へと運ばれます。

5月14日の祭典の後、風待ちして船町河岸から「太一御用」の幟をおしたてて伊勢に奉納される。
これが御衣祭です。この祭りは、元和年間(1615〜24)に始まり、吉田城下最大の祭りでした。





繭花

設楽町神田の農家の主婦らで作る繭は着色も簡単で品のある光沢が魅力です。繭花は繭を絹用の
染料で染め、はさみやナイフで切り込みを入れ、千枚通しで表皮を薄くむいて花びらや葉の形にします。

絹のうちわ(左)

蚕をはわせ、吐き出す糸を使った絹のうちわ。うちわに5〜6匹の蚕をのせて、約3日かかります。



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