退院直後の様子

7月中旬 9月2日 9月5日 9月11日 9月14日 9月18日

7月中旬〜8月(手術日7月2日)
退院して、通院しながら放射線治療を行いました。
週5回で、4週と3日です。すなわち23日間。
軽いやけど状態という事で、乳首が一番痛く、車のシートベルトが出来ませんでしたが、
触らなければ痛くはなく、どうって事ないように思います。
通院も車で20〜30分の所なので”仕事”と思い、
毎日通っていました。(本来の仕事は夏休みでちょうど、休み。ラッキー)


9月2日
23日間の放射線治療後、外科に行きました。
抗がん剤を飲むように言われました。ちょっとショック!
なぜならば、リンパ節への転移が見られなかったので、自分としてはホルモン剤を
飲む程度に思っていたし(よく知りもしないくせに)、自分の心の中ではもう、がんの治療は
手術と放射線ですっかり終わった気でいたのです。
そこで、抗がん剤の投与という事で、「ああ、自分はやっぱりガンなんだ。」と再認識させられた訳です。


9月5日
抗がん剤を朝昼晩飲んでいます。今の所変わったことはありません。
疲れやすいのは、しょうがない事だと思います。
放射線治療の後は、日焼けの後みたいに、皮がむけてきましたが、むけた後は元の肌の色です。
胸にほくろがあったのですが、放射線治療で真っ黒になり、それも皮がめくれるように、取れて無くなってしまいました。


9月11 日
自分が飲んでいる薬が何であるのか、はっきりしないし(いきなり抗がん剤と言われたので)
この薬を飲むときの注意点など聞き忘れたので、知り合いの看護婦さんに相談したら
「主治医の先生からきちんと、お話しますね。」と言って予約を取ってくれました。

やはり、最初はホルモン剤の予定だったらしのですが、手術をして、
細胞を取った結果、私のガン細胞の進行はホルモンとは関係ないという事で
(素人なので、先生の言葉を正確に伝えられてないと思いますので、その辺はご了承下さい)、
私の場合、ホルモン剤よりも抗がん剤の方がいいんじゃないかという判断で、抗がん剤を出したそうです。

抗がん剤の名前も聞きました。一般的には5-FUという名前で知られている薬だそうです。

副作用はほとんど無く、セデス(私はよく頭痛がするので)とかも飲んで大丈夫です。
ただ、抗生物質と一緒になると、よく無いらしく、それとは、併用しないように言われました。
ガンジタ(かびの一種)の治療に使われる×××(忘れた)と一緒に使って副作用が起き、
一時問題になった事がある話をしてくれたので、昔この病気になった事がある私は、気をつけよう。と思いました。
とにかく、きちんと説明を聞いて(専門的な事は分からないまでも、なんとなく)納得しました。

最近、疲れやすいです。夏の疲れ?薬のせい?放射線の影響?
でも、副作用はほとんど無いと言われているので、気のせいでしょうか?
時々、気持ちが悪かったりするのは、ただ単に働きたくないからかなぁ。

9月14 日
昨夜、頭痛がひどくて目が覚めました。
がんがんしていて、横になっていると、よけいに我慢できなくて頭をかかえていました。
ひょっとして、頭の中に転移して脳腫瘍?などども考えてしまいましたが、
セデスを飲んで、1〜2時間ぐらいしたら何時の間にか眠ってしまいました。
目が覚めた時には、治まっていましたが、ちょっと気を抜くと、また痛くなりそうなそんな感じで、
なんとな〜く、頭が重い一日でした。でも、これは昨夜ビールを飲んだ(飲みすぎた)せいかなぁ。
先生はお酒は別に飲んでもいい。と言ったけど、当分は怖くて飲めません。
病み上がりの人間は、当分おとなしく、療養していた方がいいのかも知れません。

9月18 日
先日NHKの健康の番組で、乳がんを取り扱っていました。
すごく分かりやすくて、ここで先日私が疑問に思っていた事も言っていました。
手術の時に取った細胞を調べて、エストロゲン依存性乳がんの場合は、 ホルモン療法
エストロゲン非依存性乳がんの場合は、抗がん剤治療を という事でした。
この間主治医の先生から聞いていた事が(私は、エストロゲン非依存性乳がんなんだ)と、より一層分かりました。