漢字・カタカナまじりの文章を入力する

ひらがなが、タッチメソッドで、なんとかキーボードを見ないで打てるようになったら、
今度は、変換の操作を加えながら、文章を入力していきましょう。


(1)漢字やカタカナに変更できるモードに変更します

今までの「ひらなが」入力は、『無変換』モードで行ってきましたが、
漢字やカタカナに変更するには、『一般』モードに変更します。

変換モードを(IM−IMSツールバーの中のボタン。変更されていなければ、左から二番目。【無】にしておいたのを、【般】に戻します。(変え方は、ボタンをクリックするとメニューが出るので、【一般】をクリック)

昔から数学は苦手で、算数の時代の九九など泣かされました。幾何などとんでもないというのが、正直なところです。

↑この文章を入力します。

(2)漢字への変更方法など

漢字や、(一般的にカタカナ表記される)カタカナは、キーボード手前のスペースキー(何も字が書かれていない横に少し細長いキー)で変換する事ができます。

まず、キーボードから、『むかしから』と入力してください。

MU KA SI KA RA

「無変換」モードでは無いので、画面上の『むかしから』の文字の下に、下線が付きます。
これは、これからこの文字が、漢字やカタカナに変更する事も可能であるという事(まだ文字が未確定の段階であるという事)を表します。

『むかしから』の文字の下に下線が付いた状態である事を確認して、
スペースキーを右(または左)の親指で軽くたたきます。
   ⇒⇒ 『むかしから』の「ひらがな」表示が、『昔から』という、漢字まじりに変換されます。

これから先、もし一回の変換で(一回スペースキーを押す事で)自分の思った漢字に変換されない場合は、
もう一度、スペースキーを押してください。スペースキーを押すごとに、違う漢字などが、選択されます。

※漢字などに変換するキーは、「スペースキー」の右隣の「変換」キーでも変換できます。
お使いのキーボードのキーの位置により、押しやすい方のキーを使えばいいと思います。

自分の思い通りの漢字に変換されたら、基本的には、Enterキー(キーボード右の方にある『Enter』と書かれた、ちょっと大きめのキー)を押して
自分が選んだ漢字を『確定』するのですが、いちいち確定して、次の文字を入力するより、そのまま確定しないで、次の文字を入力すれば、
自動的に前の未確定文字は確定するので、そのまま次の文字を入力します。
ちなみに、Enterキーは、右手小指を少し伸ばして、押します。

『すうがくは』と、引き続き入力すると、自動的に『昔から』のアンダーラインは消えて、文字が確定します。

SU U GA KU HA

『すうがくは』を漢字に変換するので、スペースキーを押します。

このように、文節ごとに変換する事を、文節変換といいます。
文章をまとめて変換する方法もありますが、思い通りの漢字にならない場合の操作方法が
ホームポジションから指が離れてしまう操作なので、文節変換の方がいいでしょう。

昔から/数学は/苦手で、/算数の/時代の/九九など/泣かされました。/幾何など/

NI GA TE DE 、SA NN SU U NO JI DA I NO KU KU NA DO NA KA SA RE MA SI TA 。 KI KA NA DO

上記の/の所で、文節変換を行います。
『とんでもないというのが、』
この文節は、全部ひらがなので、
入力したら、スペースキーを押さずに(変換せずに)そのまま右手小指を使って、Enterキーを押して確定します。

とんでもないというのが、/正直な/ところです。

TO NN DE MO NA I TO I U NO GA、SYO U JI KI NA TO KO RO DE SU。

最後の『ところです。』も、入力したら、そのままEnterキーを押して確定します。

※句読点の『、』は、キーボード右下の辺にある『ね』のキーをそのまま、たたきます。
  句読点の『。』は、『、』の右側にある『る』のキーを、そのまま、たたきます。

では、以下の文章も入力してみてください。

伝言ゲームは、人々の伝達能力を問う、いいゲームだ。錯覚や誤解、思い込みに邪推などを通過してくる情報は、けっこう差がある。不思議なものだ。

DE NN GO NN GE-MU HA、HI TO BI TO NO DE NN TA TU NO U RYO KU WO TO U、I I GE-MU DA。SA LTU KA KU YA GO KA I、O MO I KO MI NI JA SU I NA DO WO TU U KA SI TE KU RU JO U HO U HA、KE LTU KO U SA GA A RU。 FU SI GI NA MO NO DA。

※どこで区切るかは、自分で考えてください。やっていくうちに、どこで区切ると、変換しやすいかがわかってくると思います。

※『ゲーム』はカナカナですが、一般的に使われている言葉なので、『げーむは』と入力して変換すると、『ゲームは』になります。

※『錯覚』『さかく』・・・・このように、促音が入る場合は、小さい「」を入力する方法の他に、一般にローマ字表記表で使われる次にくるローマ字の子音を一回余分に入れる事により自動的に、『っ』が入るという方法があります。
『さっかく』⇒『SA KKA KU
『けっこう』⇒『KE KKO U

アンリ・ルソーは自分の仮想熱帯を描いた鬼才だった。木が生い茂ったジャングル、蛇使いの少女を、彼は見たことがないのに、生き生きと描いた。

A N RI ・RU SO-HA JI BU NN NO KA SO U NE LTU TA I WO E GA I TA KI SA I DA LTU TA。KI GA O I SI GE LTU TA JA NN GU RU、HE BI TU KA I NO SYO U JO WO、KA RE HA MI TA KO TO GA NA I NO NI、I KI I KI TO E GA I TA。

※『アンリ・ルソー』のカタカナは、『あんり・るそー』と入力して、F7キーを押します。
F7は、無条件に変換対象の文字をカタカナに変換する機能キー(ファンクションキー)です。

※【促音を使っている所】
『だった』⇒『DA TTA
『しげった』⇒『SI GE TTA


↑キーボードの上に横一列に並んでいる、こんなキーです。

プリマベーラ、イタリア語で春という意味だ。有名な作曲家ヴィヴァルディの「四季」で最初を飾るのも春だ。華やかな開放感が、この曲にはある。

PU RI MA BE-RA、I TA RI A GO DE HA RU TO I U I MI DA。YU U ME I NA SA LTU KYO KU KA VI VA RU DHI NO 「SI KI」DE SA I SYO WO KA ZA RU NO MO HA RU DA。HA NA YA KA NA KA I HO U KA NN GA、KO NO KYO KU NI HA ARU。

※『プリマベーラ』は、F7でカタカナに変換します。
※「四季」のカギ括弧(「、」)は、
『「』・・・・・・Enterキーの左に位置しているのキーを、そのまま押します。
『」』・・・・・・ 『「』のキーのすぐ下ののキーを、そのまま押します。

『さっきょくか』⇒『SA KKYO KU KA

ハッカー(クラッカー)を知っていますか。コンピューターのプログラムに入り込み、内容を変えてしまったり、コンピューターウィルスを繁殖させたりと、困ったことをしでかす人達のことです。

HA LTU KA-(KU RA LTU KA-)WO SI LTU TE I MA SU KA。KO NN PYU-TA NO PU RO GU RA MU NI HA I RI KO MI、NA I YO U WO KA E TE SI MA LTU TA RI、KO NN PYU-TA-U LI RU SU WO HA NN SYO KU SA SE TA RI TO、KO MA LTU TA KO TO WO SI DE KA SU HI TO TA TI NO KO TO DE SU。

※『(』のキーは、数字の8のキーの『8』の上に刻印されていますので、Shiftキーを押しながら『8』のキーを押すと画面に表示されます
・・・・・・基本的に、キーの上に刻印されている文字を入力するには、Shiftキーを押しながら、そのキーを押します。
『)』のキーは、同じように、数字の9のキーを、Shiftキーを押しながら、たたきます。

『はっかー』⇒『HA KKA-
『くらっかー』⇒『KU RA KKA-
『しって』⇒『SI TTE
『しまったり』⇒『SI MA TTA RI
『こまった』⇒『KO MA TTA

「ファジー」という言葉が出てきて、最初は不思議な言葉だと思ったものです。「あいまいな」という意味ですが、白黒はっきりさせないという意味で、いかにも日本人っぽい形容詞なのかもしれません。

「FA JI-」TO I U KO TO BA GA DE TE KI TE、 SA I SYO HA FU SI GI NA KO TO BA DA TO O MO LTU TA MO NO DE SU。「A I MA I NA」TO I U I MI DE SU GA、SI RO KU RO HA LTU KI RI SA SE NA I TO I U I MI DE、I KA NI MO NI HO NN JI NN LTU PO I KE I YO U SI NA NO KA MO SI RE MA SE NN。

促音表記:省略

冬の空には妙に澄みきっていて、夏とは違うまぶしさを感じる。突き抜けた青さ。雲などの不純物が一切ないただひたすらの青。かえってそれが寒さをより感じさせるのかもしれない。

FU YU NO SO RA NI HA MYO U NI SU MI KI LTU TE I TE、NA TU TO HA TI GA U MA BU SI SA WO KA NN JI RU。TU KI NU KE TA A O SA。KU MO NA DO NO FU JU NN BU TU GA I LTU SA I NA I TA DA HI TA SU RA NO A O。KA E LTU TE SO RE GA SA MU SA WO YO RI KA NN JI SA SE RU NO KA MO SI RE NAI。

ジャック・アンリ・ラルティーグは有名な写真家です。裕福な家で育った彼は早くからカメラを持ち、まずは乳母、そして両親を撮りました。独特の陰影のある作品は同時に、当時の風俗を知るのに貴重なものでもありました。

JA LTU KU・A NN RI・RA RU THI-GU HA YU U ME I NA SYA SI NN KA DE SU。YU U FU KU NA I E DE SO DA LTU TA KA RE HA HA YA KU KA RA KA ME RA WO MO TI、MA ZU HA U BA、SO SI TE RYO U SI NN WO TO RI MA SI TA。DO KU TO KU NO I NN E I NO A RU SA KU HI NN HA DO U JI NI、TO U JI NO FU U ZO KU WO SI RU NO NI KI TYO U NA MO NO DE MO A RI MA SI TA。

いかがですか?変換の操作が入ってくると、ファンクションキーを使ったり、
間違った場合の【BackSpaceキー】を打つ回数も増えたりして、
手がホームポジションから離れがちですが、
また、ホームポジションに戻すようにしてください。