おことわり
この制作方法は、あくまでも作り方の一例であることをご理解ください
ふとんの作成結果については当方では責任はおいかねます。
ご自身の責任においてお作りください。

わたの張り方のアニメーションgif の読込みに少々時間がかかると思いますが
文章だけでは理解しにくいと思いますのでご容赦ください。

掛ふとんサイズ 155cm×200cm
中綿 300g/枚 10枚入れ(3kg)

綿の張り方 アニメーション.gif
説明
掛ふとんは、縁を中心部分の厚さよりわた1枚分厚く作るのが理想的な作り方です。

綿の張り方には、横方向と縦方向に張る2種類があります。
何故、横と縦方向に張るかというと、綿の繊維の方向を変えることによりわたが切れ難くなります。

 それでは、実際にわたの張り方の説明に入ります。
左図のアニメーションgif をよくご覧になってください。

縫い側より張り出し30cm程で縦方向に綿を張ります。
そして、反対側を向いて同じように綿を張ります。
続いて、アニメーションのように下側に綿を広げます。
次に、中心部分に縦切りした綿を3枚入れます。これで1段目の台張りは終了です。
 では、2段目の台張りに入ります。今度は横方向に1段目の綿に4cm程差をつけ 綿を2枚張ります。そして、アニメーションのように空いた部分に綿を張って2段目の台張り終了です。
次は、アニメーションのように
衿側と足側の角切りをします。角を切る場合下の布の角より4cm程出たところで切ってください。

そして、左図のように角切りで出た三角の綿を利用して、2段台張りをした上に廻り綿(左図の小さな長方形の綿)を弧を描くようにはっていきます。 綿を折り返す位置(点線)が布より4cm程張りだすように張っていきます。
折り返し方は、左図のように布団側の脇の中心部分は4cm程出すように、
角から15cm程度のところはふとん側へ近づくように少し弧をつけます。
片方が図のように終了したら反対側の脇も同様に脇折します。

続いて、衿側(図の上側)を縦切りした綿(幅15cm程の綿)を使用して脇と同様に折り返していきます。

衿側の角のところを右と左それぞれ角作りします。

続いて足(図の下側)のほうも、同様に廻り綿を入れて折り返します。 そして、2ヶ所 角作りをします。
左の写真が脇折を終了後に衿側を折り返して角を作ったところです。
続いて足側も綿を折り返して角を作ります。
角を4ヶ所作った後は、写真のように綿を1段横方向に張っていきます。
次は、綿を縦方向に張ります。
綿を縦方向に開いたときの写真です。


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