ふとんに使われる中わたの素材には、棉わた(原綿から作ったわた)・落綿(紡績工場で製糸段階で発生するめんわた・ポリエステルわた・羊毛わた・絹わた・羽毛などが使われています。 まず、ふとん綿としての使い方は、一例として、上記素材を単品(その素材を100%)のみで使用する場合があります。 たとえば、綿100%あるいは羊毛100%のように・・・・ ただし、同じ素材名称でもランクがあるので、その品質によって価格は違ってきます。 使用する素材自体にはじめから価格差がある原料があるということです。 次に、これらの綿をブレンドすることによりミックス綿というものを作り布団わたとする場合があります。例えばめん綿100%(原綿から作ったわた)とポリエステル綿を適度にブレンドした綿、これをミックス綿といいます。 このミックス綿も混合比率の割合によって布団わたとしての風合いが変わってきます。 そして、同じ混合率でも、使う素材の品質(ランク)によって価格も風合いも違います。 以上のように中綿にも、品質の差があります。 例えば同じ柄で同サイズの敷ふとんが2枚あります。両方とも綿100%と表示されているとします。 一方の価格は7,800円 もう一方は20,000円があったとします(現実これより安い価格商品もあれば中間価格帯商品もありますヨ。) 同じ綿100%と言う表示なのに何故でしょうか?? この違いは、中綿の品質の差によるものなのです。 (このことは、羊毛・真綿・羽毛すべてのふとんに同じことが言えます。) ふとんは、包んでいる側生地の上からではわかりません!!!。 価格は同じ品質において価格比較すべきではないでしょうか? 私はそう思います おふとんは、価格だけではなかなか判断できないのですよ。 人生三分の一はお布団の中、良い寝具でお休みください |