敷ふとんの作り方
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ここからの説明は、角作りからです。 イメージとしては、着物の衿を合わせるような感じで
綿と綿を組み合わせていきます。 角が出来上がれば綿作りの仕上げへと進みます。

角作り工程1

4つの角を着物を着るときのように角作りを行います。
角作り工程2

写真のように重ね合わせます。
角作り工程3

左図の右側が山と足の方向です。

このように4箇所角作りをしてください。
少し写真がとんでしまいましたが
中心部分へ最初の工程で残しておいた綿3枚程度と角切り下残った綿を中心部分が少し中高になるように丁寧に綿を張っていきます
最後に写真のように大きなわたで被せをします。
わた作りが終了した後
生地を裏返します。
その後、口開きを口くけします。
口くけ終了後、敷き布団を裏返してのしつけ作業を行います。
のしつけ作業をすることによって、このようにピンと張りのある状態にすることができます。
角綴じです。 4ヶ所綴じましょう。
そして、中綴じをして終了です。
手作り敷ふとんはこのように1枚1枚綿を張って作り上げます。
毎日お世話になる布団です。
品質のよい中わたを使用したおふとんで気持ちよくお眠りください。

ちなみに、打直しによる再生加工も上記工程と同じです。
お客様のわたを打直しする工程が上記説明にプラスされます。

ダブル敷布団・ベビー敷布団は、ここでは割愛させていただきます。

つたない説明でしたがこれにて終了です。
ぜひ1度チャレンジしてみてください。


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