畳選び

畳というとすべて同じ大きさで同じ物と思われている方もいらっしゃいますが、そうではありません。
使用する材料によってその質・価格はだいぶ変わってきます。
特に畳表は多くの種類が流通しており、それらをそれぞれの畳屋さんが仕入れて使用しています。
丁寧な仕事のところもあれば、そうでないところもあります。
国産表主流のお店もあれば、中国産主流のお店もあります。
畳はそれぞれのお店で作っている違う商品なのです。

畳表

表の値段は厚さとキレイさによって変わってきます。厚さは主に経糸の太さによって変わってきます。経糸が丈夫で太いほどイグサを多く打ち込めるため厚みが増します。下の写真ですと右に行くほど厚くなり良い物になります。また良い物になるほど使用するイグサが長くなるため見た目の色合いやイグサの太さも均一になります。実物を見たり、触ったりするとその違いがよりよく分かると思います。また国産物のほかに中国産の畳表もあります。中国産の方が安いですが、国産の方が質は高いです。またその他にも琉球表、和紙表、カラー表などの変わった物もあります。

表の写真1表の写真2表の写真3

畳床

最近では下の写真のような建材床が主流になっています。もちろん今でもワラ床はありますが、虫やダニなどの発生しにくい現在のタイプが好まれています。この他にもコンクリートに敷くのに向いている建材床U型や、さらなる消臭機能のアップした炭入りの建材床、フローリングに敷く薄畳用の薄い床などがあります。厚さは10ミリ〜60ミリほどまで可能ですがあまり薄いとクッション性などの機能が低下してしまいます。それぞれのお部屋の用途に合った床選びをされると良いかと思います。
床の写真1 床の写真2
建材床V型 建材床T型
インシュレーションボード(原料は木粉)でポリスチレンフォーム(断熱材)をはさんだもの。 ボードだけで作られたものでV型よりも強度に優れている

いろいろな模様や色があるのでお好みで選びましょう。
当店では縁代は別途かかりませんのでお好きなものを選びましょう。

縁の写真1縁の写真2縁の写真3

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