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2021年度事業運営概要
2021年の花園ケアプラザデイサービスの運営は、前年度に引き続き、新型コロナウィルス感染予防対策を最優先に行い施設の消毒、手指の消毒器械の充実、検温の徹底、外部との接触を自粛し続けて感染回避してまいりました。施設を運営する主体として他の介護事業者様との連携も取りづらく新規の利用者様の情報も得ることが出来ず、外へではなく内に向く運営を余儀なくされた1年でした。
新型コロナウィルスはまだまだ猛威を振るい第６波、第７波と続いていき絶えることのない自粛の生活が続くのではないかと不安すら感じています。外出企画も中止を余儀なくされ、カラオケの自粛、利用者様にとっては自宅と施設の往復で変化のない企画内容に陥らないように職員一同気を配り事業の運営にあたってまいりました。たまたま偶然に一人の感染者も出すことなく本日に至っております。
生活援助をデイサービス事業の中心に据え昼食、入浴、持ち帰り弁当、体力の維持に、手、足、躯幹の機能訓練、気力の充実に脳トレ、健康の維持に口腔機能の減退防止、様々な予防に注力を注ぎ大きく能力の減少することなく利用者様、ご家族様に満足をいただいたと自負しております。法人の運営につきましてはコンピュータソフトの導入を行い事務の軽減を図るように改善し、今後の職員の記録負担を軽減し余力を利用者様に向けることができるように現在改善中です。
コロナ禍の自粛生活により利用の控えが影響して昨年度より一日平均の利用者は4.6名減少し17名の利用者にとどまっております。今後は利用者、家族の発掘を地道に行っていかねば運営の形態を守ることが出来なくなる可能性が出ます。22年度は外に向けて活動を行いコロナの感染予防を徹底して施設の中に持ち込まないように注意を図ってまいります。誰もが経験をしたことのないウイルスの感染が世界を変え日本を変え独裁国家の暴走によりウクライナ戦争を起こし、いまだ混迷する世界に見通しはつきません。
私だけではない皆さんも同じ不安をもってお暮しでしょうが、立ち向かわなくてはなりません。コロナ禍、コロナ後に何を必要としているかを見つけることが介護事業の真の役割であると信じて22年も進んでゆきたいと考えております。
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