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「高橋の手帳」

 子供の頃に使ったものが、何かの尺度になる。人によってそれは程度や種類、様々だろうと思う。皆さんは「手帳」という言葉によって思い浮かべるものは何だろうか?ここで問いかけても答えがいまこの原稿に手をつけてる段階である筈もないので、ここでは私がイメージする手帳の話をしてみよう。

 「だいたいどれくらいのサイズだろうか」とイメージすると、手のひらに収まる位の大きさ。
「どんな色だろうか」とイメージすると、緑色。
はてはてとそのまま考え込むと一冊の手帳の名前が思い浮かんだ。
「生徒手帳」。現物を今見ることはそのような手帳を持つ年代の子供を持たないために叶わぬ事であるために、漠然とした輪郭しか思いつかない。たしか・・・・時間割と校歌、そして早退遅刻欠席の理由を書き込み親にハンコを押して貰う用紙。ひょっとすると学生証明書(身分証明)も一緒になっていたかも知れない。構成は至ってシンプルなものだ。しかし、学生生活を送る上で最低限必要な情報の記入欄と情報が入っていたと記憶する。

 社員手帳がどのようなものか、私自身はそのようなものを貰うことは無い人生を選択してしまったので詳細を述べる訳にはいかないが、学生手帳の延長のようなものとして社員手帳というものがあるが、

たぶんこの社員手帳という手帳も、最低限の構成で構成された手帳なのだろうと思われる。こういった手帳は大会社と呼ばれる会社で配られている為、相当な数が世に出回っているらしい。実際に手にとって見るわけにはいかないが、そのように大量に世の中に出回っている社員手帳の原型とも言うべき手帳を何度か購入したことがある。

 普及版とよばれるポケットサイズの手帳である。これらの手帳は皆さんも実際に本屋などで手にされたり、実際に購入された事が有るのではないだろうか。手に取られた(或いは購入された)皆さんならばこれらの手帳の最低限の構成とは一体どのようなものかは充分にご存知だと思うが・・・・・
「年間予定表」「見開きレフトタイプの一週間予定表」そして少量の横罫のノート。はて、忙しい社員がこれだけの構成が本当に最低限の構成なのだろうか?それとも、この手帳が目一杯詰まったら、一年間の仕事は終わりになって、次の日から出社しなくても良いのだろうか?

 もちろん、多くのこういった手帳を持たされている人々がそれだけでは足らずに自分の懐をはたいて手帳やノートを購入しているのは知っているが・・・・必要なモノは会社が購入してくれているために必要経費を請求できない。

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