todayactionother 文房具手帳 homenext
NEW LIBRARY

  『石原10年日記』

 「歴史をひもとく」そういわれたとき人はどのような行動を取るだろうか。学生なら教科書や参考書、社会人ならばそれなりの専門書やインターネットを検索するのではないだろうか。しかし、ここで日記をつけている人間ならば日記という自分で作った歴史書も「ひもとく」の対象とする。

 歴史とは一体誰が作っているのであろうか?パリコミューン、スパルタカスの蜂起、どれをとっても個人が集まった社会で行われているはずである。つまり、歴史は生きた人間が作っているはずである。歴史家達が便利に見やすいようにまとめてくれたものがそれぞれの歴史書である。これは第三者の目で見られたものといっても間違いないはずである。歴史とは本当はもっと血の通った人間の喜びであったり、悲しみの連続したものであったはずである。もちろん全ての人間の人生を数少ない歴史家達が書き取ることは不可能なことであるし、国王でもないかぎり自分の歴史を編纂して貰うことはないだろう。自分のための歴史書、それが、日記というものである。

 今回は石原出版より提供して頂いた10年日記という日記帳をここで紹介したいと思う。

 日記を続ける。非常に難しい事だと思う。一日一項のような大きな面積を持ったものならば、書き込むだけでも大変な労苦になってしまうことがあるだろう。かといって一日の書き込み量が数行というものは今度は書き込みたいことが多い場合には大きな不便を感じてしまい、矢印など引いて昨日の空きスペースなどに書き込んでしまうというようなこともあるかも知れない。
ところがこの石原出版の10年日記ははみ出た追記事項を巻末部にある横罫のノートに書き込むことによって実質的な筆記面積を増やしている(どのページに追記を行ったかのガイドがついている)。
また、1ページ10行に仕切られ全てを書き込めば10年間のその日の出来事が一覧出来るようになっている。

 一日の出来事を書く、それを継続するためには数行のスペースがあればよいだろう。要約あるいは「今日あったこと」と考えて一番最初に思いつくことを書けばよいだろう。あとで見返したときにそれが引き金となり多くのことを思い出すことも出来るだろう。


  次のページ >>>
infoadd