経鼻内視鏡
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経鼻内視鏡

 経鼻胃内視鏡とは,鼻から入れる胃カメラの事です。
 外径5.9mmの細いスコープが開発され,鼻から胃カメラを挿入することが出来るようになりました。

 口から胃カメラを入れる方法は,舌根部(舌の付け根)にスコープがあたり刺激圧縮するので「オエッ」となりますが,
 鼻から入れる方法はそれがないので楽です(図参照)。
 また,検査中モニターに映し出される自分の胃の映像を見ながら検査医と会話が出来ます。

経鼻鏡検査の方法

【経鼻内視鏡】 【経口内視鏡】
経鼻内視鏡 経口内視鏡

 @口からの胃カメラと同様に胃の中の泡をなくす薬を飲みます。
 A鼻の孔に鼻膣を広げる薬を入れます。
 B麻酔薬のゼリーを鼻の孔に注入し,麻酔薬のついた柔らかいビニールの管を鼻に入れ鼻を麻酔します。
  のどにも軽く麻酔をします。※注射ではなく,「塗る」麻酔です。
 C口からのカメラと同様に検査のベッドに体の左側を下にして横になります。

◇ご注意
 ☆鼻の麻酔と検査時に,鼻に違和感もしくは痛みを感じる場合があります。
 ☆鼻膣が狭いためにスコープが挿入できないことがまれにあります。
 ☆検査後に鼻出血をおこすことがまれにありますが,ほとんどの鼻出血は,鼻の圧迫で簡単に止まる軽いものです。
 ☆健康診断としてスクリーニングに使用するには,最適な検査方法ですが,
  治療が必要とされる方は,口からの普通の胃カメラが適切です。