やってみよう簡単修理

電気器具のコード断線修理

診断
 コードの切れやすい場所は、キャップ(プラグ)、の付近と器具側コードの取り出し口。
 コードをコンセントに挿し、スイッチを入れて上記2箇所それぞれを引っ張ったり、突合せた りしてみる。
 この時電気器具が動作したり止まったりする位置が断線しています。
 テスターをお持ちの方はオーム計にしてキャップの電極二箇所にそれぞれ接続して、上記と 同様な操作
 で断線チェックが出来ます。

修理
 キャップ側で断線している場合は、不良箇所より少し器具側でコードを切断し新しいキャップ を
 取 り付けます。
 器具側で断線している場合は、コード同士を接続せず器具内部で接続し直します。

漏電ブレーカが切れて(下がって)電気が使えない

診断
 漏電または漏電ブレーカ不良が考えられます。
 @漏電ブレーカの負荷側のブレーカをすべて切り、漏電ブレーカのレバーを入にする。
   この時漏電ブレーカがすぐに切れる場合は漏電ブレーカの不良が考えられます。
 A漏電ブレーカが切れない場合は、負荷側のブレーカを一つずつ入りにしていきます。
   入りにした瞬間に漏電ブレーカが切れる場合、今入りにしたブレーカの回路の漏電です。
 B不良回路のコンセントに挿してあるすべての器具をコンセントから抜く。再び電気を送り漏電ブレーカ
   が切れるか確認する。切れなければ先ほどコンセントから抜いた器具の中に不良機器が有る。
   もしすべての器具をコンセントから抜いても漏電ブレーカが切れる場合はその回路の配線あるい
   は直付け器具の漏電です。

一口メモ

コードリールの使い方

  巻いたまま使うと流せる電流容量が低下します。(約1/3)

古いキャブタイヤコード(ケーブル)やコードは要注意

  長い期間使うと素線が切れ流せる電流容量が低下。
  小容量の器具を使うときは問題なく使えても、大容量器具の場合電線が暖かになり電圧が
  低下、正常に働かない。
  モーターの場合は回転が低く煙が出る場合が有る。
  電線の上に車が乗ると寿命が縮む。