礼 拝 へ の 招 き


   教会は、神を礼拝するために、神によって招かれ、集められた集会です。
   教会の礼拝には、どなたでも出席できます。
   神がすべての人を礼拝へと招いておられるのです。
   最初は、信仰はおろか、キリストによる救いについてさえ、何もわからないまま
   礼拝に出席されたとしても、神の導きがあって、この礼拝に招かれたことを
   知ることができます。
 
   礼拝に集う人たちは、特別な人たちではありません。
   年齢、男女を問わず、様々な仕事を持ち、家庭があり、生きることに多くの労苦を重ねている者たちです。
   私たちは、神によって造られた人間でありながら、神に背く罪人であり、そこに苦しみを背負っている者たちです。
   その私たちを主は愛して下さいました。
   神がお遣わしになった主イエス・キリストを救い主とする信仰によって、その罪が赦され、体の復活と永遠の命に
   あずかる者とされる事実があります。この事実を、神による祝福への招きと信じるのです。
   それ故に、多くの労苦にありながらも、希望を失わず、むしろ、主イエス・キリストによって示される愛の神に
   感謝を献げようと喜んで礼拝に集まってくるのです。
  
 
    疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
    わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。
    そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。
    わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。


                                   新共同約聖書  マタイ11章28節~30節



    (問い) 生きている時も、死ぬ時も、あなたのただ一つの慰めは何ですか?

    (答)  わたしが、身も魂も生きている時も、死ぬ時も、わたしのものではなく、
         わたしの真実なる救い主イエス・キリストのもであることです。
         この方は御自分の尊い血をもってわたしのすべての罪を完全に償い、
         悪魔のあらゆる力からわたしを解放してくださいました。
         また、天にいますわたしの父の御旨でなければ、
         髪の毛一本も落ちることができないほどに、わたしを守っていてくださいます。
         実に万事がわたしの救いのために働くのです。
         そしてまた、ご自身の聖霊によりわたしに永遠の命を保証し、
         今から後この方のために生きることを心から喜び
         またそれにふさわしくなるように、整えてくださるのです。

                                   ハイデルベルク信仰問答書 問1



       礼拝者の心得

   礼拝は神さまから招かれ、交わる大切な一時です。前奏からそれぞれの生活へ派遣されていく後奏まで、
   すべてに意味があります。礼拝に集うために、一週間の生活を整え、次の事柄に気をつけて出席しましょう。


   ・遅刻しないようにします。少し余裕を持って礼拝堂に入ります。
   ・指定席を持たないようにします。前から詰めて着席します。
   ・礼拝堂では私語には慎みましょう。
   ・本日の聖書を確認します。献金の準備をします。
   ・礼拝が始まるまで黙祷をします。
   ・御言葉を聴かせてください、との祈りをもって説教を聴きます。