聖 餐 式


聖 書

 わたしは、主から受けたことを、また、あなたがたに伝えたのである。
すなわち、主イエスは、渡される夜、パンをとり、感謝してこれをさき、そして言われた、
「これはあなたがたのための、わたしのからだである。わたしを記念するため、このように行いなさい」。
食事ののち、杯をも同じようにして言われた、
「この杯は、わたしの血による新しい契約である。飲むたびに、わたしの記念として、このように行いなさい。」
だから、あなたがたは、このパンを食し、この杯を飲むごとに、それによって、主がこられる時に至るまで、
主の死を告げ知らせるのである。
だから、ふさわしくないままでパンを食し、主の杯を飲むものは、主の体と血とを犯すのである。
だれでもまず自分を吟味し、それからパンを食べ杯を飲むべきである。
主の体をわきまえないで飲み食いする者は、その飲み食いによって自分にさばきを招くのである。
  
 (Ⅰコリント11・23~29 マタイ26・26~29  マルコ14・22~26 ルカ22・14~20 ヨハネ6・53~58)





式 辞

 わたしたちは今、主イエス・キリストの定めてくださった聖餐にあずかろうとしています。
主はわたしたちのために十字架にかかり、その死と苦しみとをもって罪を贖い、
何のいさおもない私たちを招いて、神の子とし、永遠の命を与えることを約束してくださいました。
このように、主イエス・キリストは、わたしたちを愛して、はかり知ることのできない恵みを常に憶えさせるために、
この聖餐を定めてくださったのです。
聖餐は、信仰によって守るべきものですから、会衆の中でまだ洗礼をうけ、まだ信仰告白式をおわっていない者、
または聖餐停止の戒規をうけた者は、これにあずかることができません。
すでに洗礼を受けた者、小児洗礼を受け、信仰告白式をおわった者は、
どこの教会員であっても共に聖餐にあずかってください。