top back next
2018年12月01日(土)晴れ

今年の遠藤実ソングフェスティバル準決勝では参加賞に「不滅の遠藤実」という本をくれた。
税別2,800円、300ページ超の立派な本、2014年に遠藤実先生(以下“先生”と書く)の七回忌記念に出版された。
若者の活字離れと言われる通り、私も若いから本は読まないw でもせっかくなのでじっくり読んだ。

内容は大きく3つに分けられる。
まずは共同編者である、報道番組でおなじみ橋本五郎さん、作詞家のいではくさん、レコードディレクターの長田暁二(おさだぎょうじ)さん、の3人による先生の生涯や業績の紹介。
次に作曲家・船村徹さんの他、千昌夫さんなど教え子や先生に縁の深い人たちによる回想録。最後に先生の5,000曲超の作品のうち約2,000曲のリストだ。
読みながら偉大な先生と私とのわずかな共通点と大きな違いをあらためて思い知った。

先生は疎開した新潟で、電気もなくふとんの上に雪が落ちて来るような掘っ立て小屋に住み、学校に弁当も持っていけない極貧の家に育った。
私もそこまでじゃないが両親が重度の身体障害者だったので当然に収入は少なく、貧しい暮らしだった。今もおカネないからたいして変わらんけどww

ウチがやっと中古の白黒TVを買えたのはクラスで一番最後だった。ちょうどその頃舟木一夫さんがデビューして大人気、ああいう歌手になりたいとあこがれてた。
ある時舟木さんと並んで作曲家という人がニコニコしてTVに映り、それが先生を知った最初。
その後その先生の大会に出ることが大きな目標になり、しかも舟木さんの歌で出ようとは人生わからんもんだ。

先生は14歳で就職、農家で奉公働きなどをしたから高校はおろか中学さえ出てない。なのになぜ「高校三年生」のような軽快な学園ソングをたくさん作れたのか?
それはもしも高校に行けてたらどんな楽しい青春だったろう、と想像したからという。
私も奨学金で高校出させてもらうだけで精一杯、大学に行きたいなんてゼータクとても言えず就職した。
一度も経験したことないキャンパスライフなんて想像できんし曲想もわかん。私が作るならマジメに勉強一筋の歌だww

それから先生はなんとお酒を飲まない!私は先生の特集番組は全部見て先生のことはほぼわかってたつもりだが、これは知らなくてビックリした。
なのになぜ「夢追い酒」のような名曲を作れたのか?それはきっと、学園ソングを作ったように先生の超人的な想像力のたまものだ。
それと歌手を夢見て家出同然で上京しギター流しをしてた頃、酒場にいる人たちの心や姿を愛情を持ってしっかりと見つめ、わかってたからだろう。

私も酒は飲まない、てか飲めないから宴会ではツラかった。「酒も飲めなきゃエラくなれんぞ!」とよく言われた。
もっと早く先生が飲まないこと知ってたら「先生だって飲まないけどエラくなったよ!」って言えたのにね。私は確かにエラくなれなかったww

編者の長田さんの文章には、先生のメロディーは“歌詞を理解しないで音階通りだけ歌うと唱歌のように聞こえる。情感をこめ歌詞を語るように歌うと抒情味が出て来て奥行きが深くなる”とあった。
音程バーばかり気にしてたら深みのある歌にはならん。もっともっと心を込めて歌を語ろう!ホントに勉強になり、目からウロコが出た。← 半魚人か

また読んでて泣けたとこがある。
北島三郎さんが先生との会話を回想した中で、“そこにあるメッセージは、「けっしてくじけるな。がんばれば必ず道は開ける」ということでした。”てとこ。
先生の新婚の住まいは、友だちが住むバラックの土間のたった一畳分のスペースにミカン箱を積んだだけのもの。そこまで苦労して登りつめた先生だからこその強い説得力のあるメッセだ。

家が貧しい → 学校出てない → 酒飲まない は似てるのに、先生は国民栄誉賞に輝く大作曲家、私はその名曲をヘタに歌うだけ。エラい違いなのも当然だ。
先生には一流の音楽家に不可欠な絶対音感があり、今の大衆がどんな歌を求めているか?この歌手にはどんな歌が合うか?を見抜いてすぐ作曲できる超天才だったのだ。
私には音感も能力も全然ないが、くじけずがんばろう!いつか必ず道は開ける! 歌手がムリなら作曲家だ(^^;
2018年12月09日(日)晴れ

11月10日(土)に出た東海ラジオ「カラオケ選手権」の様子は今日PM03時からの「原光隆の歌謡曲主義」の番組内で放送された。
私の「白雲の城/氷川きよし」は16時から1コーラス+セリフを流してもらえた。
パーソナリティの原さんが、審査員の名古屋ボーカルスクール校長・竹葉美保子先生からのコメント
「声に密度があり、ビブラートもいいですね。母音をもう少し丁寧に、こぶしの練習を重ねるといいでしょう。」を読み上げて終了。

私のとこだけYouTubeに限定公開したのでよかったら聴いてね(^^)
https://youtu.be/XVtm71Q7cbM
2018年12月10日(月)晴れ

私がよくカラオケしに行く複合カフェは、ネット、コミック、ダーツなどもある24時間営業の店。
そこが大リニューアルしてネットのブースを削り、ボウリングのブースを8日(土)に新設した。
これがフツーのボウリングじゃなくて、半分バーチャルな2.5次元ボウリングだという。どんなもんかおもしろそうなので今日奥さんと行ってやってみた。

レーンがすごく短くて、しかもピンがない!ピンは前方のディスプレイに映った絵だ。ボールはホンモノを使い、投げるとじきにディスプレイ下に吸い込まれた。
するとボールの速さや力強さ、方向などをモーションセンサーが分析して、その続きのボールの進路とピンを倒す画像をディスプレイに映し出すってすごい仕掛け。

投げたボールが途中からデジタル映像に切り替わる。半分リアル(3次元)で半分バーチャル(2次元)、だから2.5次元なんだろう。
ちゃんとピンが倒れるカキーン!てにぎやかな音も出るし、スコアもディスプレイに表示、自動計算された。

助走する距離も短いしツルツルの床じゃないのでふだん履いてる靴でOK。
ただしハイヒールやサンダルだと危ないから、有料の専用シューズに履き替えてもらうってことだ。

ユニークなのはどんなにボールが曲がっても、ガーターにはならないモードで設定してあること。
ボールがレーンから外れそうになるとレーンのふちに当たって戻り、ちゃんと前に転がってってピンを倒す。まるで漫画だww

うまくない人でもそこそこの点がとれて気分よくゲームできるように、ってことらしい。 DAMの精密採点DX-Gでボーナス点のおまけがついて気分よく歌えるのと同じだね。
だから1投目が0点てことはないし、スペアもストライクもよくとれた。

私は運動オンチだからボウリングも下手。去年3月にやった時はガーター量産で1ゲーム目が65点、2ゲーム目が107点だった。でも今日は2ゲームやってもガーターなし!
1ゲーム目がスペア1つ・ストライク2つで109点、2ゲーム目がスペア4つ・ストライク2つで141点も出た!やったあ!自己ベスト更新だ(^^)v

またボールを持てない小さな子どもでも、ボールのすべり台てのを使ってゲームできるそうだ。
レーンにそれを置いてその上にボールを載せ、手で押すとボールがレーンに落ちて転がってく。ガーターはないから必ず点が出るしそりゃ子どももウレシイよ。
お正月に娘や孫たちと遊べるように早速2レーン予約しといた。きっと私がハイゲームスコアで優勝だなww
     
 レーンは8つ。カラフルでPOPな照明だよ 綺麗な奥さんの華麗な投球  こっちはリアル、向こうはバーチャルな不思議な世界だ
2018年12月16日(日)晴れ

岐阜県大垣市のおおがきマラソンのハーフに出た。大垣って初めて行ったけど、遠かった。
AM03時に起きて支度して、05時台の始発に乗り電車で2時間半もかかった。

09時JR大垣駅前をスタート。私は最後のDブロック、ランナー5千人もいるからスタートラインを踏んだのは03分過ぎだった。
相変わらず練習してなくて今年は月平均84kmしか走ってない。でもフルに比べたらハーフなんてチョロいから完走は確実。
02月のハーフが02時間14分だったから今日も02時間10分台でゴールかな?
10kmを01時間09分で通過。早くも予想修正、02月間20分台でゴールかな?(^^;

この大会のエイドは4カ所あるがコース図には給水としか書いてない。果物もなんにもナシかと思ったらバナナとチョコがあった。
チョコは大好きだからムンズとつかみ取って走りながら食べた。おいし~(^^)

ずっとキロ06分台で走ったけど12km過ぎからペースが落ち07分台になった。やっぱり練習不足の結果が出た。
走った距離は裏切らない、って本当だ。裏切ってほしいのにww

コースは田舎道が多く寂しかった。でもやがてにぎやかな大垣駅前に戻りすぐ前方にスタートゲートが見えた。
その裏側にフィニッシュゲートがある筈だがまだ終わりじゃない。ここは19km地点。
ゲートの手前で右に曲がり大きく迂回して戻るコースだ。そこからの残り2kmが長かった。

20kmを02時間21分で通過、フィニッシュゲート手前100mくらいで時計を見ると02時間29分!
いかん!30分になっちゃ聞こえがワルい、29分台では ゴールしなきゃ!ギアを上げラストスパートでフィニッシュ!

ネットで02時間29分38秒だった。堂々のハーフ自己ワースト更新!(+_+)
制限時間03時間だから完走できたけど02時間半の大会だったら関門で強制終了させられてた。
10月の富山フルも06時間越えだったし、このままじゃ出れる大会が限られちゃう。

いいタイムを出そうとか人より速く走ろうなんて思わないが、もうちょっとなんとかしなきゃ。
来年は1月に名古屋で150分走、2月にウィメンズの試走会、4月にホノルルハーフ、5月に2回目の東尋坊52km走に出る。
頑張って練習あるのみだ。

完走証をもらって少し進むと走り終えたランナーの長~い行列ができてた。
最後尾の人たちに「これは何で並んでるの?」と聞いてもみんな知らないと言う。でも並んでたらうどんでももらえそうで私も後ろについた。
もらえたのは商店街の人たちのおもてなし、具たくさんのみそ汁だった。失われたミネラルやビタミンを補給するにはもってこいだ。
温かいみそ汁が冷えた体にしみ渡りおいし~(^^) ホントはうどんを食べたかったけどww
       
 13km付近だよ フィニッシュ直前  ゴ~~~ル!  ガーミンの走行地図
2018年12月21日(金)晴れ

高3の夏休み、愛知から東京まで国道1号線約300kmを1人で歩いて行こうと考えていた。
道中の食事は菓子パンと牛乳ですませ、夜は国道沿いの親切な家を探して泊めてもらう。
車には乗せてもらわず1ヶ月くらいかかっても歩き通す!

そんな計画は親も学校も許すワケないから一切ヒミツ、ひそかにリュックに着替えやタオルを詰めて決行の日を待った。
だがその数日前になってひどい夏風邪で寝込んでしまった。布団の中で、もし旅の途中で病気になったらどうする?と考え直した。
ちょうど本家のおじいさんの一周忌がすんだばかり、おじいさんが行かせまいとして私を寝込ませたのかな、とも思った。
治ってからひそかに着替えやタオルを元に戻し、私の計画は幻に終わった。

あの頃なぜあんなことを本気で考えていたんだろ?
中学の修学旅行でしか行ったことのない東京に、おカネなしで行ってみたかったから?
卒業後はカタい就職先が決まってたから、最後に思い切り冒険がしたかったから?
1962年に太平洋をヨットで横断した堀江謙一さんの本を読んで、法を破ってでもの行動力に感動し憧れたから?

そのどれもが正解だが私の計画はメチャ甘くて無謀なだけだった。
見ず知らずの高校生を泊めてくれるノンキな家があるワケがない。
通報され補導され送り返されるに決まってた。若い頃のホントにアホな話。

あれから40年( ← 綾小路きみまろ風に)、今月はじめに東海道五十三次を歩く旅行という某社の新聞広告を見つけた。
京都から東京まで492kmを26回に分け2年くらいかけて少しずつ歩いてくという。
毎回愛知から出発地点までバスで送ってくれて、集団で歩いた後はまた愛知までバスで送ってくれる。
私が若い頃やりたかったのとはだいぶ違うけど、東京まで歩くってのは同じで心ひかれた。

早速旅行会社の説明会に参加予約して、今日がその日。AM10時 名古屋駅前の会場に着いて、集まった人の多さにビックリ!
60~70人はいて、説明会は他に3回あるから全部だとすごい人数だ。今回は女の人が多くみな60歳以上に見える。私は最年少か?ww

説明によると、2005年にこの企画をはじめてからの参加者は15,000人以上とかの人気旅行のようだ。
ウォークリーダーを先頭に15kmくらいを5~6時間かけて歩き、最後尾には添乗員がつくから安心。
マラソンランナーとしてはもの足りない距離だけど、私も高齢者に混じって歩くかなww

日帰りは20回まででそこからは1泊と2泊が3回ずつで計26回。現地集合・解散のコースも途中5回あるそうだ。
お昼のお弁当は向こうが運んでくれるから手ぶらでOK。
全員に専用のイヤホンを貸してくれるので、現地の観光ガイドさんの名所の説明も離れててもちゃんと聞けるんだって。

第1回は来年1月、京都府の三条大橋から滋賀県の大津宿までの11.4km、日帰りで難易度は初級者向き。
これだけは格安なお試し価格なのでとり急ぎ奥さんと2人分申し込んだ。

あとは三重県の鈴鹿峠、神奈川県の箱根峠とかの難所がある上級者向きの回だけ参加しようかな?
奥さんは峠越えのはヤだろうから私だけ参加して、2人の時は初級者向きのかな?来月参加してからじっくり考えよう。
そのうち1人で東京まで歩いてったりして(^^;
2018年12月27日(木)晴れ

今月はDAM★とも録音で「津軽慕情/山本謙司」「さらばシベリア鉄道/太田裕美」「男の絶唱/氷川きよし」「舞鶴おんな雨/椎名佐千子」の4曲をup、既存のと入れ替えて公開30曲の精密採点の平均点は98.456点になった。
2017年末は98.233点で、2018年末には98.500点にするのを目標にしてたから0.044点不足だ。
それくらいすぐできそうに見えてもそうじゃない。平均点をそれだけ上げるには、0.044 × 30 = 1.320 延べ1.320点分上げなきゃならない。
既存曲を0.1点ずつ上げても14曲、0.2点ずつでも7曲だから月に3~4曲ペースならまだ数ヶ月かかる。せめて平成のうちには行かせなきゃだ。

2019年にはもう一つ、素点で99点出すのを目標にする。DX-Gのボーナス込の100点は13回あるけど素点で99点はまだ一度もない。
今までの最高点は一番古い公開曲「棄てるものがあるうちはいい/北原ミレイ」の98.951点。
あれは三年前~( ← ちあきなおみ風に)2015年11月に魔法のマイクCM2000を初めて使った日に出た点だ。
おおーこれからは99点以上も連発だ!…と思ったけどいまだにナシという(^^;

しかしそれが出せたとしても機械の点だけのこと、歌がうまいワケじゃない。人の心に届き大会で上位入賞できなきゃ意味がない。
2018年は大会に過去最多の10回も出た。
JOYSOUND 1回、東京カラオケまつり 2回、NHKのど自慢 1回、出雲殿杯 2回、東海ラジオ「歌謡曲主義」 2回、遠藤実ソングフェス 2回 だ。
このうち入賞できたのは「ラブユー東京/黒沢明とロス・プリモス」で出た2回だけ、入賞率2割しかないから低過ぎ。2019年はいくつ出れるかわからないが4割を目標にする。
2割 → 4割って大幅増量もいいとこ、できそになさそ。でもホントに目指すのはもっと↑だからやらなきゃ!

大会の結果は全部オープンだ。良かったら自慢げに書いて悪かったら知らんぷりなんてしない。
落ちたことを書くのは辛くて書きながらホントに泣けるけど、その悔しさこそがバネになる。
2019年はバネだけがさらに大きくなるか or 今までのバネを使って5回に2回くらいはジャンプできるか? 

まとめとして2019年の目標は、
1.4月末までに公開30曲の平均点を98.500点以上にする
2.精密採点の素点で99.000点以上を出す 
3.大会の入賞率を4割以上にする
の3つ、ホントに達成できるか興味本位で暖かく見守って下さいね(笑)。

私のDAM★とものページは ↓
https://www.clubdam.com/app/damtomo/member/info/Profile.do?damtomoId=MTI3OTIwNTQ
top back next