6 学校は子どもが主役

学校では、子どもが主役でなくてはなりません。

先生も、保護者も校区の方も脇役です。

もちろん教育委員会も文部科学省も脇役です。
 
 新聞の社説に、次のような記事がありました。
<学校の先生は本当に忙しい。「授業は仕事全体の三分の一くらい。時間がないから、宿題の○つけや日記の添削、連絡帳の返事書きは給食と並行してやっている人が多い」さらに、「トラブルがらみの生活指導、お知らせづくり、業者への発注、親の心配事相談、テストの作成・採点、校内施設備品の点検整理、畑仕事、そして会議、会議、また会議・・・」>(中日新聞社説ー2009/5/18−より)

 先生が超多忙で、子どもと向き合う時間がとれなくて、子どもが主役と言えるでしょうか。

@ 授業についてこられない子を置き去りにしていては、子どもが主役とは言えません。
A いじめ・不登校などに悩んでいる子と、じっくり話し合うことをしないでは、子どもが主役とは言えません。
B 特色ある教育活動(学校行事・生徒会活動・部活動、教育研究、対外活動等)に力を入れるあまり、子どもの学校生活に無理が生じていては、子どもが主役とは言えません。
C 教育委員会(文部科学省)・議会・マスコミ等に、必要以上に気を遣っていては、子どもが主役とは言えません。
D 子どものために(学校教育環境改善のために)、(先生・保護者・校区の方などが)声を上げなくては、子どもが主役とは言えません。

   「学校は、子どもたちのためにあるのです」

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