2.気動車
気動車の型式の付け方も電車の場合と同様で、「カタカナ記号+2桁または3桁の数字」の組合わせで構成されています。 |
1)「カタカナ記号」について
|
2)「2桁または3桁の数字」について
1)のカタカナ記号の後に、2桁または3桁の数字を組合わせることで型式になりますが、気動車の場合は電車のように細かく決められていません。そのため、ここでは大体の傾向を列挙することにします。
◆新型気動車の場合は、3桁の数字で型式を表しています。 *100の位については、原動機がディーゼル機関、ガスタービン機関のいずれかを表わしています。 「1〜2」:ディーゼル機関 「 3 」:ガスタービン機関 *10の位については、気動車の使用用途(通勤型、特急型 etc...)を表わしています。 「0〜2」:通勤型、一般型 「5〜7」:急行型 「 8 」:特急型 「 9 」:試作のもの *1の位については、設計された順番と覚えておいて差し支えないと思います。 |
3)「固有番号」について
一般型気動車は型式の後ろにスペースを入れて固有番号が付き、新型気動車についてはスペースの変わりに「ハイフン(-)」を入れて固有番号が付きます。 固有番号は各型式ごとの製造順に1番から付けられます。だだし、車内設備や搭載設備の変更によって、100番台、500番台、1000番台などに改番されることがあります。 |