豊橋祇園祭奉賛会 会長 稲垣 昭八より ごあいさつを
させていただきます。


拝啓 時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。このたびの東日本大震災により被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
 さて、本年度の豊橋祇園祭につきましては、『東日本大震災被災者支援』と銘打って、被災者の皆様を花火で勇気付けることを目的に、華々しく盛大に実施致したく存じます。

敬具

豊橋祇園祭は江戸時代の昔より東海道の名祭として全国にその名をうたわれた『三州吉田の花火祭り』は今では国際交流、児童福祉の場としてその輪を広げ東三河の皆様と共に多くの外国の方々にも楽しんでいただいています。
 今年は7月15日(金)、16日(土)、17日(日)、の3日間、祭礼が行われます。初日は450年の伝統を誇る手筒花火、大筒花火、乱玉 花火が勇壮豪快に吉田神社境内で、2日目には元祖仙賀流打上花火、ミュージックワイドスターマイン、仕掛花火、川手筒、金魚花火が緑り豊かな吉田城跡と美しく整備された豊川親水緑道公園を中心に豊川河畔で打上られます。
又、3日目には吉田神社に於いて例祭式典と神幸祭(御興渡御)が時代繪巻そのままに、頼朝行列、笹踊、饅頭配り等が氏子八ヶ町で繰り広げられす。

 なかでも16日(土)の花火大会は平成7年より市民参加の花火を加え関係各方面 のご指導、ご協力、と各スポンサーのご好意により第45回六号玉花火コンクール、第34回スターマイン競演会をはじめ、第27回豊橋市長杯8号花火コンクール、並びに第21回仕掛花火スターマイン・アート競演会が行われます。
 清流豊川の水面に映える彩り豊かな打上花火、ミュージックワイドスターマイン、仕掛花火、金魚花火、8台の川舞台花火、手筒花火、が数多く打上られ“色”と“光”と“音”と“煙”の2時間あまりの豪華な花火繪巻が繰り広げられ十分にお楽しみいただけるものと存じ、何卒皆様のご光来をお待ち申し上げています。
 ここに吉田神社のご祭神、素戔鳴尊のいやさかえとご観覧の皆様、氏子八ヶ町も皆様、祭礼参加者の安全と益々のご幸福をお祈りして祭礼をおごそかに開催いたします。
 終りに祭礼全般にわたりご高配を賜りました関係諸官公庁をはじめ地域住民、民間諸団体の方々、救護班としてご協力下さいます佐野病院の皆様方に心より感謝申し上げます。
 何卒、豊橋祇園祭が豊橋市民をはじめとする東三河の伝統と、花火を愛し、ふるさとを愛し祭りを愛する皆様方の楽しい祭りであります様一層のご支援とご協力を賜りますことをお願い申し上げてご挨拶といたします。<

  
  
豊橋祇園祭奉賛会 会長 稲垣 昭八   

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