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はじめに、厚生労働省は2017年12月 これまで「子宮頸がん予防ワクチン」と表記していた ”子宮頸(けい)がんを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン”
について、「HPVワクチン」に表記を変更しました。
HPVワクチンはWHO(世界保健機構)が接種を推奨し、世界約130カ国で使用され、約75ヶ国で定期接種となっています。本邦では、2013年4月 定期接種となりましたが、ワクチン接種した後に原因不明の慢性疼痛などを伴う有害事象の報告があり、わずか2か月後、一時的に”積極的な接種勧奨”が見合わせとなりました。そしてその後、勧奨は再開されないまま5年が経過しようとしています。勧奨が見合されたことで、接種されているかたはほとんどいない現状(接種率
1%未満)です。
2015年9月に 名古屋市が名古屋市立大学に委託して実施したHPVワクチンを接種した女子と接種しなかった女子で現れる症状を比較した調査の結果をまとめた論文が、このたびHPV研究の専門誌「Papillomavirus Research」に採択されました。結論は、「HPVワクチンと接種後に報告されている薬害を疑うとされる症状との間に因果関係はない」でした。
一方、国内外で「HPVワクチン接種者で前がん病変、ワクチンタイプのHPV感染の明らかな減少」の調査報告がなされ、子宮頸がん予防が期待通りであることが示唆され始めています。
勧奨が見合わせられているため接種についての通知がありませんが、定期接種対象者(小学6年生〜高校1年生相当の女子)は公費での接種を受けることができます。
HPVワクチン接種について、下記情報を参考に、一度ご家族で相談されてはいかがでしょうか。
ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)
HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの現状についての考え方
(KNOW★VPD! VPDを知って、こどもを守ろうの会 ホームページ)
HPVワクチンについて (豊橋市)
* 定期接種対象(小学6年生〜高校1年生相当の女子)で接種をご希望の場合、
豊橋市保健所 健康政策課( 0532-39-9109)まで連絡して予診票を入手して下さい。
平成26年 4月から豊橋市に住民登録がある1歳のお子さんと、
令和 2年 4月から豊橋市に住民登録がある年長児(小学校就学前の1年間)を対象に
おたふくかぜワクチンの接種費用を一部公費で補助しています。
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