「治る力を引き出す」二人ヨーガ  

私たち、日本人の多くが「病気になったら医者に直してもらうもの」「加齢と共に病気になるのは当たり前」と言う考えの基で生活をしています。 しかし、私たちはもともと、「自分自身で治る力」を持っています。生まれ持った能力を最大限に活かす仕組みが体の中に備わっているのです。その仕組みを活用し、治る力を引き出すことが健やかに生きる基本なのではないでしょうか? その力を引き出すのは、特別な技術を持った特別な人ではありません。私たちの誰もができることです。 その「治る力を引き出す方法」をこれからご紹介したいと思います。 「治る力を引き出す」にはどうしたらよいのでしょうか? それは滞りなく循環することです この「循環」とは身体の中の血液やリンパの流れだけでなく、人と人の  関係の中で生まれるエネルギーの循環なども含みます。あらゆるものが滞りなく循環していることが、その仕組みを上手く活用する基本となります。 そして、その循環を促し治る力を引き出す方法それが「楽健法」です。
楽健法は、「二人ヨーガ」とも呼ばれている2人1組になって行う健康法です。1人が施術者、もう1人が受け手になって行います。 受け手は横になり、施術者は足を使って受け手の全身を踏みます。硬くなった筋肉を踏み解すことで血液やリンパ液の流れを促進します。
楽健法は足を使って行うので、手で行うよりも広い範囲を奥深くまで押圧することが出来ます。 また、子供や女性など力の弱い人でも容易に行うことが出来ます。それだけでなく、スキンシップを通じて人と人のエネルギーの循環を行います。


 

 

 


つぎに施術者と受け手が入れ替わってもう1度繰り返します、。 踏んで、踏まれて、「楽健法」となります。 このように身体全体を踏み解かされることによって筋肉が緩み、血行が良くなり、「治る力」を発揮できる身体を作ります。 巷には沢山の健康法がありますが「楽健法」のように、ケアをする人とされる人の位置が入れ替わるという特徴は他の健康法に類をみません。 この立場が入れ替わるということは、今日、精神医療の分野に留まらず、教育の現場、会社の研修などの現場でも広く使われるようになったロールプレイにおける「役割交換」と同じ効果があるように思われます。つまり、私達が幼い頃に習った「相手の立場になって考える」ということです 少し大げさな話になりますが、社会の根源は違う人と人とが、相手を思いやって、相手を理解しようとすることから始まるのだと思います。その縮図が楽健法にはあります。 この人を思いやると言う気持ち、これが楽健法の真理なのではないでしょうか? 今、私たちは沢山の役割と、沢山の情報と、沢山の物質に囲まれ、迷い行き詰っています。
楽健法創始者の山内有厳先生はよくこのようなことをおっしゃいます。「シンプルであること。全体を捉えること」。全ての物事に同じことが言えるのではないでしょうか?目先の効果にとらわれ早く成果を上げようと細分化されていく医療を支持する中で、大切なものを見失っています。もっとシンプルに、相手を思いやり、健康を願う。それができれば、またその気持ちを受け止めることが良いと思うのです。 その過程で自己を見つめ直し、健康を害した、又は害する恐れのある偏りに気付けたならば、人は健康で豊かな心になれるのではないかと思います。自分の力で治り、自分の力で大切な人を癒すことの出来るで技術である楽健法を覚えて、生活の中に。取り入れていただければ幸いです。

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