TV Watching (テレビ観戦、時々サーキットにて・・・)

MotoGP 2007'
  Round-18

バレンシアGP (バレンシア)


まさかとは思うが…いや、コイツなら…
「あ、周回遅れになった」って思ったんじゃ…

 別に4輪のレースは嫌いじゃない…というか、好きだ
 でも最近のF1は見るに忍びない

 毎レースのように審議だ提訴だとコース外まで決着が持ち越され、強い(金のある)チームは確執にまみれ、弱い(金のない)チームはウデよりも持参金でドライバーを決める…
 レース自体があまり面白みがない上に、スキャンダラスな話題だけで盛り上がっているように思えならない

 近年、巨額な”マネー”が絡むようになったと言われるMotoGPもどうなんだろう…と思わないでもなかったけど、この最終戦を見て心からホッとした


 この日でドカを去るカピロッシのピットには、壁に"GRAZIE LORIS"と書かれた大きなボードが置かれ、同じくチームを離れるチェカのピットでは、チェッカー後にケーキが用意されていた
 

 そんな中、相変わらず気になるのがヤマハのピットだ

 最近ではレース後に戻ってきたロッシにバージェスでさえ話しかけない(話しかけられない?)
 この日はスタート前にグリッド上でスタッフ全員と抱擁するなど、まるで”今日でお別れ”みたいな雰囲気に見えた(怪我のこともあるだろうけど…)

 タイヤの件も含めて、最後までスッキリしないヤマハワークス…
 来年のカタールで、ロッシがそこにいない可能性もゼロではないような気がしてならない…

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Winner Dani Pedrosa H
2nd Casey Stoner D
3rd John Hopkins S
PP Dani Pedrosa H
Fastest Lap Dani Pedrosa H
MotoGP 2007'
  Round-17

マレーシアGP (セパン)

 
 だからさぁ、なんでBSが勝ったらレギュレーションいじろうと思うワケ?
 88年だってアカラサマにダンロップのタレのせいでレイニーが為す術なく勝利を逃したレースはいくつかあったし、89年だって似たようなモンだったのに…

 何て言うか、やっぱりストーナーがロッシに圧勝しちゃった、っていうのが唯一最大の理由だと思う
 『あのロッシが、ヤマハに乗ってもホンダに勝っちゃうくらいスゴいロッシが、BS履いてるだけのストーナーに歯が立たないんだから、何とかしなきゃ…』という、妙な公平感(笑)に駆られてるんじゃないかと…


 このところの212Vの速さを見るに、『本当にダメだったのは実はM1』だという気がするのだが…
 こうなりゃ、来年はワンメークとか言わずに、『ストーナー、ヤマハへ電撃移籍!』とかやってほしい


誰かウェストに教えてやれよ、『違うぞ!』って…
Winner Casey Stoner

D

2nd

Marco Melandori

H

3rd

Dani Pedrosa

H
PP Dani Pedrosa H
Fastest Lap Casey Stoner D


 ロッシが『211Vが速いんじゃなく、オレが速いんだ!』ということを証明するべく(たぶん…)ヤマハへ移籍したように、ストーナーもロッシと同じパッケージで走ってやろうじゃないか!っていう心意気を見せて欲しい。無理か…

 ただ来年は250で自称”圧倒的な王者”のロレンゾがヤマハに乗るんだから、それでヤマハのポテンシャルもはっきりするだろう

 ま、マシンが決まらないとてんで勝てないロレンゾだから、きっと優勝はおろか表彰台もムリなような気がするけどね(スミマセン、ロレンゾ嫌いです…)

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MotoGP 2007'
  Round-16

オーストラリアGP (フィリップ・アイランド)


ありがとう、カーティス…

 通常のチャンピオンシップの他に、自分一人でひっそりと開催しているカップ戦がある

 その"taro's cup"とでも言うべきタイトルは、シーズンの中でも「カタルニア」「ドニントン」「フィリップ・アイランド」(以前は改修前のアッセン、ベルギーのスパも入っていた)の3つのサーキットでのポイントで争われるものである

 なんでこの3つかというと、ライダーサイドから『好き』だとか『ソソられる』などという好意的なコメントが多いサーキットであり、そこから”ウデがモノを言う”コースだと思うからである

 で、コレが今年は3レースともストーナーが制覇し、完全優勝でのタイトル獲得となった
 これであらためて今年のストーナーの凄さを知ることが出来た、なんて勝手にやってるタイトルで一人で納得してりゃ世話ないわな(笑)

 さて、一方のロッシについてはいよいよ周辺がキナくさくなってきた

 タイヤへの不満に始まり、来シーズンのチーム体制(早い話がロレンゾ)、そして戦闘力アップを果たした212Vに対して一向に改善の兆しの見えないM1…

 宮城サンの言うとおり、チームに対する叱咤激励的なメッセージならいいのだが、この大好きで得意なフィリップアイランドでのこの結果を見ると、そんな前向きなコトを言ってる状態ではないように感じるが…

 
Winner Casey Stoner D
2nd Loris Capirossi D
3rd Valentino Rossi Y
PP Dani Pedrosa H
Fastest Lap Valentino Rossi Y

 そのロッシについてだけど、もしかしたら今回グリッド上でノリックへのメッセージを掲げなかったことで、『なんだロッシやっぱり言われてるほどノリックを好きじゃなかったんだ』と思った人は、ぜひYouTubeで『ROSSI vs NORICK』を検索して見てほしい

 7度世界タイトルを獲得した偉大な王者が、少年のような笑顔で語るノリックの思い出…

 すごく楽しいインタビューなのに、今見ると泣けてしまう…

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MotoGP 2007'
  Round-15

日本GP (もてぎ)

 
 最近の傾向…というか、当たり前のコトかもしれないけど、どーもレース中のトラブルの原因ってのが公表されないように思う

 ミサノのM1のエンジントラブルも、以前のドカやRC212のガス欠も、何ら詳細が報じられることなくウヤムヤになっている(ま、自分が専門誌を読んでないだけのような気もするが…)


 で、今回のロッシのフロントまわりのトラブル…これがヤマハのサイトでは『違和感』なんつってサラっと流されているけど…コーリンも同じコト言ってるということは、もっとハッキリした原因があるような気がするんだけどなぁ…

 コレはまったく推測なんだけど、スタート前にロッシのマシンはレインタイヤを外す作業をしてたから、おそらくインターミディで走ってたんだと思う
 それがダメでピットインしたんだから、ロッシは当然『前後スリック』だと思ってたら…


このヒトは現役の時より燃えてる。絶対…
Winner Loris Capirossi

D

2nd

Randy De Puniet

K

3rd

Toni Elias

H
PP Dani Pedrosa H
Fastest Lap Toni Elias H

 実はフロントがカットスリックなんで、倒し込んでいくうちに『あれれ??』となったんじゃないだろうか?(コーリンも同様)

 こんなチームの意思疎通のダメさはとてもじゃないが公表できないので、”違和感”とか発表してるんじゃ…

 もしそうだとしたら、来シーズンからタイヤがワンメーク化されてもロッシとヤマハに勝ち目はないような…ま、クドいようだけど、まったくの推測ということで…

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MotoGP 2007'
  Round-14

ポルトガルGP (エストリル)


エッヘン!

 "Colin We'll Miss You"

 そりゃ移籍するエドワーズへのメッセージだと思うわな(笑)
 ただでさえロッシが「イヤ」って言ったロレンゾをチームに迎えるという発表があったばかりなんだし、シーズン残りのレースに対するスタンスもロッシとチームの間で微妙にとらえ方がズレてきているように報じられている最中なんだから…

 でも、やっぱり少しはチームに対する反発みたいな意味もあるような気がする

 カスみたいなマシンとタイヤしか用意できなかったクセに、チームメイトの選択もまったく意に反した人事をしやがって…と思ったんじゃないかなぁ…

 しかしこれでいよいよ来シーズンはヤマハのマシンがどんなもんかハッキリとわかるわけだ
 ”ロッシの超人的ライディングで勝ってただけ”なのか、それとも”実力のあるライダーが乗ればキッチリ走る”マシンなのか…

 
 さて、次はいよいよ日本GP
 このエストリルでロッシがマクレーに、ドイツではSBKで芳賀が沼田に勝利を捧げた

 調子の上がってきた玉田、それに柳川・秋吉の日本人勢よ、沼田の遺影と魂をポディウムに…頑張ってくれ!

   

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Winner Valentino Rossi Y
2nd Dani Pedrosa H
3rd Casey Stoner D
PP Nicky Hayden H
Fastest Lap Nicky Hayden H
MotoGP 2007'
  Round-13

サンマリノGP (ミサノ)

 
 久しぶりに手に汗握ったね。だって、表彰台3人とも英語圏のライダーなんだゼ!

 どうするんだ、上松美キ夫!(←G+の同時通訳の人)
 いつも『同時通訳』とかテロップ入れられてる割にはいっこく堂もマネできない強烈な時差通訳&オラオラなしゃべり…
 それが今回は”オージー2人+カリフォルニア人”という、英語とはいえドイツもコイツも訛りのキツい地域出身の連中なんだから!


 ま、バーミーの英語がキレイだったせいか、なにげにサラっと(いつもよりちょっと間の抜けた)時差通訳をしてたけど…

 それと、G+ついでにドカのガス欠の話題のとき、宮城サンが『ココまで計算できるなんて凄い!』と絶賛していたけど…


終戦…
Winner Casey Stoner

D

2nd

Chris Vermeulen

S

3rd

John Hopkins

S
PP Casey Stoner D
Fastest Lap Casey Stoner D

 オレはキャブ車しか乗ったことがないのでよくわからないけど、最近のインジェクションってのはそこまで正確に燃費計算できるモノなんだろうか?

 2昔前のF1がターボだった頃、他のホンダユーザー(ピケ、マンセル、セナ)に比べてラップの遅い中嶋が『アンタはどうせ2ラップ遅れになるから、燃調はコレで大丈夫』とか監督に言われたらしい
 同じ監督は雑誌のインタビューで『300キロ走った瞬間にブローする…コレが理想のエンジン』と言ってた

 まー、今回はインテリマークで予習したのがミエミエの実況アナだったから、『宮城サンも桜井淑敏の本でも読んだんじゃねーか?』なんて思ったりした

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MotoGP 2007'
  Round-12

チェコGP (ブルノ)


このCMには笑った

 残り6戦で60ポイント…『コレはもうダメかもしれんね』

 しかし、たとえ100ポイント差があろうとも、何もストーナーの転倒を待たなくても、一瞬で逆転する素晴らしい方法にオレは気づいてしまった!

 それは…『ストーナー、ドーピングでアウト!』である!

 さぁ、ヤマハの関係者(もしくはドカ内のロッシファン)よ、ストーナーのドリンクボトル目指して、ステロイドにEPO、それにバイアグラや養毛剤(提供:コーリン)でも持って今すぐドカのピットへ行くんだ!

 まぁツール・ド・フランスの見過ぎであらぬコトを書きたれてしまったが、それくらいのことでも起きなけりゃ逆転は不可能だと言わざるを得ない状況になってしまった

 
 とにかく、ポイント差がどうこうとか、タイヤがあーだこーだとか以前に、ストーナーの強さそのものが、もう逆転不可能であることをロッシに、そしてロッシファンに思い知らせている…

 とか言いながら
、残りのレースでストーナーに2回くらいノーポイントのレースがあればなぁ…と思う毎日だったりする(苦笑)
   

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Winner Casey Stoner D
2nd John Hopkins S
3rd Nicky Hayden H
PP Casey Stoner D
Fastest Lap Casey Stoner D
MotoGP 2007'
  Round-11

USGP (ラグナセカ)

 
 もうラグナセカでレースがあるたびに言ってるんだが…『もういい加減”スペシャルライン”とか言うな!』


 そりゃドコのサーキットだって走り込んでる連中なら知ってる攻略法はあるだろう。オレだって近所のS字なら原付に乗っててもスポーツバイクをカモれるラインを知ってるよ(すみません…ちょっと吹いてしまいました…)

 でも、ラグナだってもう何年もやってるんだし、これだけのテクを持った連中が走り込んでるんだから、もう”地元スペシャル”とか言うのはやめようよ
 だいたい80年代末にラグナでGPが初開催されたときだって、序盤は『まったく未経験』だったニール・マッケンジーが独走してたじゃん(結局ローソンに負けたけど)
 それに「SBKではバーミー(もちろんオーストラリア人)が圧勝!」って、自分で言ってるくせに…


ホプキンスを殴っていいぞ!オレが許す
Winner Casey Stoner

D

2nd

Chris Vermeulen

S

3rd

Marco Melandori

H
PP Casey Stoner D
Fastest Lap Casey Stoner D

 さて、そんな地元勢壊滅状態のUSGP…中でもホッパーの”逝きっぷり”はピカイチだった

 予選ではコークスクリュー手前でアクセルを戻してロッシとガン飛ばし合ったかと思えば、今度はチェカがラインをふさいだと思いこみキック一発!
 トドメはレースでのニッキーとの接触(まぁ…目一杯優しく見て7:3でホッパーの分が悪いだろ…)、さらにレース後の『ニッキー、もっと気を付けろよ』的な放言…

 ただでさえチーム内での立ち位置が微妙なホッパー…今度はパドック内での居場所がなくなるんじゃないか?

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MotoGP 2007'
  Round-10

ドイツGP (ザクセンリング)


ついに来るのか、ロジャー・リー…

 最初にことわっておくが、オレはカワサキ車に20年以上乗ってる(ま、ヤマハもホンダも同時進行してたりするが…)

 というワケで、カワサキというメーカーにはそれなりに愛着もあるし、レースでも一応応援してる

 しかし、レース部門の人事…早い話がライダーの取捨選択だけは毎度『なんとかならんのか!』と思う

 まだシーズン中盤に『来年はエースがホッパーでぇー、まカピも誘ってるんだけどねー。でも、AMAで頑張ってるロジャー・リーもイイよねー…あ、アンソニーとランディねぇ…ま、悪くないけどサ、ま”保険”でキープかな。アハ』という他チームやライダー当人に感情を微塵も顧みないチーム方針…

 もう何年も前にこういう人事をして、全日本で沈んだコトなどまったく反省材料にしていないのか…

 
 『カワサキがMotoGPに打って出る』…そのニュースに自分は鳥肌が立った
 井筒と柳川が、日の丸を背負って世界の舞台で速さを見せつける時が来た、と思ったからだった

 しかし、井筒はロクにMotoGPマシンに乗せてもらえないままクビ、柳川もテスト要員、ほかにも武石、北川、梁、藤原(克)なんかもよくわからないままカワサキと切れていった

 後発として即戦力を求める気持はわからないワケじゃない
 でも、ライダーを育てられないメーカーは、結局いいマシンも作れないんじゃないかと思う

(今回もGPと何の関係もないハナシになってしまった…)

   

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Winner Dani Pedrosa H
2nd Loris Capirossi D
3rd Nicky Hayden H
PP Casey Stoner D
Fastest Lap Dani Pedrosa H
MotoGP 2007'
  Round-9

ダッチTT (アッセン)

 
 勝負の世界で絶対に言っちゃいけない(と自分が思っているだけだが…)セリフがある


 『負ける気がしない』

 15年ほど前の日本シリーズでコレを言った近鉄は3連勝の後、怒濤の4連敗を喫し、近年では中日でも似たようなコトがあった
 ほかにも…最近、ちょっと認知症気味なので思い出せないが、とにかくコレを言っちゃうと、これまでの勝利がウソのように勝てなくなる”禁断のNGワード”なのである

 で、G+によると(と、さりげなくソース責任転嫁♪)ストーナーが『BS+ドカなら負ける気がしない』と発言したらしいではないかっ!

 コレを聞いた瞬間、『あ、今日はストーナー勝てないだろ』と確信したのだった


おいニッキー、アライに怒られるぞ!
Winner Valentino Rossi

Y

2nd

Casey Stoner

D

3rd

Nicky Hayden

H
PP Chris Vermeulen S
Fastest Lap Valentino Rossi Y

 ゲン担ぎといえばもうひとつ。エリアスが予選のクラッシュで欠場となったコト
 ”小悪魔”エリアスがいなければ、そりゃロッシの不安要素は50%減といったところだろう
 (インタビューでエリアスのことを言い始めたときは、『アイツがいなくて良かった』って言うかと思ってドキドキした)

 かくして、今年のダッチTTは全ての要素がロッシの勝利へと向かって進んでいったように感じた

 次は混戦演出サーキットのザクセン、そしてニッキー大好きなラグナ
 ストーナー、今頃『言わなきゃよかった…』って思ってないかなぁ…(いや、だから本当に言ったのかどうかわからないんけど…)

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MotoGP 2007'
  Round-8

英国GP (ドニントン・パーク)


『なんでオレがコイツとバトルを…』
(このセリフはフィクションです。たぶん)

 残り10戦で26ポイント差

 1レース平均、3ポイント削っていけば逆転タイトル…などと意味のない計算をしてはみたが、相手はニッキーでもマルコでもない。速くて、巧くて、経験豊富で冷静なケーシー・ストーナー…キツいなぁ、26ポイント差
 逆にストーナーなら『1レース2ポイントなら詰められても大丈夫』というアカラサマな走りさえしてしまいそうだ

 じゃ、ロッシが逆転するにはどうしたらイイのか?
 まず手っ取り早いのが”ドカのトラブル”。ストーナーが転びそうもないライダーだけに、こっちの方が現実的だろう

 次が”ミシュランがスッゴイレースタイヤを造っちゃう”というコト
 で、その次が”M1が一気に30馬力くらいアップする”というコトくらいかなぁ…

 
 そんなコトを考えていて思い出したのが”ツェノンのパラドックス”ってヤツ
 日本じゃ”ウサギは永遠にカメに追いつけない理論”として語られる哲学なんだけど、ミシュランやヤマハが、それぞれBSとドカの倍のスピードで開発を進めても、その時にはその半分BSとドカがまた先行してて、その次のステージに行った時にも、やっぱりその半分だけ先行されてて…結局、永遠にミシュラン+ヤマハはBS+ドカに追いつけない、というようなハナシである

 しかし、ロッシも立派な博士(”名誉”だけど…)号を持つ学者。きっとそんなしゃらくさい哲学なんかは、己の走りで論破してくれるに違いない!!!

 でも、やっぱり一番手っ取り早いのは…

   
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Winner Casey Stoner D
2nd Colin Edwards Y
3rd Chris Vermeulen S
PP Colin Edwards Y
Fastest Lap Toni Elias H
MotoGP 2007'
  Round-7

カタルニアGP (バルセロナ)

 
 今度こそ、今度こそ…と、いつまでたっても開発が進まないミシュランタイヤ
 うす
うす感じてはいたが、その原因はやっぱり…もしかしたら…コレかと…

 それは、ミシュランにとって『イチバン重要』なロッシのレースタイヤ…それが、もう何年もことごとくバーンナウトでデータ採取不可能になってるんだから…
 『予選用はイイ』って、ロッシ本人も言ってるくらいだから、コレは結構マジな原因なんじゃないか…

 かといって、ロッシに”バーンナウト禁止”契約を結ばせると、精神的にパフォーマンスダウンするかもしれないので、ヤマハ&ミシュランサイドとしては、チェッカー直後にコース脇でタイヤ交換するとか、あるいは「公平を期するため、レース終了後は全ライダー30秒のバーンナウト義務」というレギュレーションをFIMにゴリ押ししてみてはどうかと思う。無理か


場内の大型ビジョンで見てるだけだと思うけど…
(「タイミングがイイ!」って…)
Winner Casey Stoner

D

2nd

Valentino Rossi

Y

3rd

Dani Pedrosa

H
PP Valentino Rossi Y
Fastest Lap Valentino Rossi Y

 さて、あのヘルマン・ティルケ氏が改修したという今回のバルセロナの最終セクションだったけど、どうやらF1(4輪?)専用だったようで一安心
 で思ったのが、このバルセロナのように、コースの何か所かを2輪・4輪で微妙にレイアウトを変え、セーフティーゾーンもそれぞれグラベルやターマックにするのが、今後のトレンドなのかな、と思う

 それと最終コーナーアウト側の広いセーフティーゾーン…
 谷だった最終コーナー外側をわざわざ埋め立ててスタンドを造った某三重県のサーキットには、ぜひ見習ってほしいもんだ…

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MotoGP 2007'
  Round-6

イタリアGP (ムジェロ)


聞きしに勝る、”イタリアン”のプレッシャーか…

 ロッシのスタートミスで、今回のレースは一気に見所満載になった

 乗れてるスズキの2人を、地元でテンパッてるマルコを、目の上のタンコブのドゥカティ勢を、そしておそらく実力では一番要注意のダニを一人ずつ仕留めていく様子を、国際映像でじっくり見ることができた

 『う〜ん、何かで見たぞ。こういうシーン』
 と、しばらく考えて思い出した
  『アレだ!ブルース・リーの死亡遊戯だ!』

 (※:一応説明しておくと、この映画は主人公のブルース・リーが、塔の下の階から一人ずつ悪党をブッ倒しながら、最上階のボスのところまで追いつめていく…というものです)

 ま、そんな40代にしかわからないハナシはさておき、レースは他にも興味深い点がいくつか…

 
 まず、ストーナーが乗ってるマシンが、実はトンデモないじゃじゃ馬だということ
 まー、ドカなんだから多少は推測できたけど、このイタリアの予選での彼の走りは、まさにオージーしかできないアクロバットライドだった。そりゃカピロッシにあの走りは無理だと思う

 それと、ニッキーとコーリンはもう”権利喪失”なんじゃないかな…
 タイトルとか、もしかすると勝利さえもあきらめて、何か別の目標…そこそこの成績を残して、別のチームへ…とかという方向に今シーズンの目標を切り替えてしまったんじゃないだろうか?

 最後にもうひとつ、ロッシとダニの”差”…コレが思いのほか少ないように見えた 今回はイタリアということが結果を左右したと思うけど、次は…コワいような、楽しみなような…
   
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Winner Valentino Rossi Y
2nd Dani Pedrosa H
3rd Alex Barros D
PP Casey Stoner D
Fastest Lap Dani Pedrosa H
MotoGP 2007'
  Round-5

フランスGP (ル・マン)

 
 今回のレースを見て、ホンダのワークスや中野のチームが不振な理由がなんとなくわかったような気がする

 それはチームの”和”である
 まー、極めて日本人的な見方ではあるんだけど、中野が飛んだときのチーム(監督か?)の『マンマ・ミーア』と言わんばかりの呆れ顔…
 それにレプソルは2人のライダーのピットでの席はそれぞれ両側の隅で、レース前も打ち合わせ的な光景はあまり見ない…

 最近好調のスズキはレカロシートのまわりにスタッフや知人が一杯、ドカもピットじゃライダーは奥さん・恋人それにクルーにいつも囲まれてる
こうやって書くと冗談みたいだけど、やっぱり意思疎通というか情報共有みたいなものの”濃さ”が違うんじゃないかなぁ…と思う


日本人、イメージダウンです
Winner Chris Vermeulen

S

2nd

Marco Melandori

H

3rd

Casey Stoner

D
PP Colin Edwards Y
Fastest Lap John Hopkins S

 さて、今回は久しぶりに雨のレースだったんだけど…その雨の降るタイミング…コレは一言言いたい

 『あのワケわかんねー太鼓のパフォーマンスをやってなかったら、コーリンもオープニングラップで飛ばなかったし、ニッキーもコケる前にチェッカーだったんじゃないのか?!』

 まぁ、そんなことはないとは思うけど、タイヤは冷えるし、ライダーの筋肉は堅くなるし…アレは絶対ジャマだったと思う


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motoGP 2007'
  Round-4

中国GP (上海)


日本人フェイドアウトの悪寒…

 今回のストーナーは速さより巧さがすごく目についた

 終盤、ロッシのミスで5秒ほどのギャップになったとき、まー普通なら『これでラクになった…』って思うだろう。オマケに後ろは表彰台未経験者なワケで、そんなにシャカリキに追ってくることもないハズ…

 しかしストーナーはそこでペースを上げた
 『そんなん常識ジャン』と思うだろうけど、コレが簡単そうでなかなかできる走りじゃない

 特に若いうちは『とにかく速く走る』か『逃げ切る』的な勝ち方をするライダーが多い中、冷静に勝負どころを読むことができるという部分では、ダニよりストーナーの方が上かもしれない
(何だかんだ言ってもダニにはやっぱり”ラテンの血”が流れていると思う)

 それは下のカテゴリで大混戦に揉まれ、いろんなライダーの走りを見ながら身につけてきた能力だと思う

 
 振り返って日本人ライダー…今回は見事に同士討ちで消えてしまったワケだが、こうしてGPにやってくる日本人ライダーがどれだけ”揉まれた”経験を持っているだろう?

 早くからワークスや有力チームに囲い込まれ、勝てるマシン・勝てる体制でレースをこなし、自分好みのマシンを与えてくれる…

 かつて国内無敵を誇りながら、国内選手権で”ラクに勝てる”レースを続けてしまったことで才能をツブしてしまった藤原儀彦のことが思い出されてならない

 別に”英才教育”が悪いとは思っていないけど、たまには可愛い子には”旅”をさせなきゃ…
   
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Winner Casey Stoner D
2nd Valentino Rossi Y
3rd John Hopkins S
PP Valentino Rossi Y
Fastest Lap Casey Stoner D
motoGP 2007'
  Round-3

トルコGP (イスタンブール・パーク)

 
 毎度毎度G+のコトで恐縮なんだけど、あそこの放送席って何見ながら実況してんだろ?
 もしかして公式サイトのライブビデオを4インチくらいの液晶モニターで見てるのか?

 何のことかというと、あまりにも画面で見えているハズのことに気づいていない気がしてしょうがないのである
 ロッシのリアタイヤがボロボロなのは車載カメラの荒い画像からも明らかだったのにスルー
 ロッシと接触した後のエリアスが左足上げて「ゴメンよ」ポーズをしたのを見て「あ゙ー足が外れてる!」と騒いでるし…
 これまでも『カメラに水滴付いてるぞ!雨じゃないのか?』と気をもむことがあったが…一度放送席を見てみたいもんだ
(ちなみに鈴鹿の名物アナだったみし奈氏は、サーキットカメラの全モニターと中継映像をくまなくチェックしつつ、さらに双眼鏡を片手に中腰で放送ブースで実況してた。エラい!)


やってみたかったんだろうなぁ…”パパ”カピ
Winner Casey Stoner

D

2nd

Toni Elias

H

3rd

Loris Capirossi

D
PP Valentino Rossi Y
Fastest Lap Chris Vermeulen S

 で、そんな実況・解説の中で抜群に光ったのが岡田忠之のコメント
 アナの「ホンダの課題は?」という質問に「自分のテスト技量」って…

 これ、あながち冗談じゃないような気がするなぁ…
 800ccはもちろん、motogpでレースしたことのないライダーがテストをやってる現状って、結構異常事態だと思う
 そのうち、F1みたいにテスト主体の”第3ライダー契約”ってのが出てきそうな気がする
 で、それ最初にやるのはやっぱりホンダだと思う

 あ、そういえば宇川って何やってんだ?


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motoGP 2007'
  Round-2

スペインGP (ヘレス)


ミシュランの帽子って表彰式専用だったんだ!

 まーね、日テレには感謝してるよ。このご時世に世界GPを全戦全クラス中継してくれるし、今回みたいに生中継までしちゃってくれることもある

 でもこのスペインGPの実況を担当したアナウンサーには久しぶりに殺意を覚えた

 勝手に『今回の見所は…』などと的ハズレなポイントを啓蒙するわ、ワケわからない質問でノリックや辻やんを呆れさせるわ…

 でも、そんなダメアナがたまたま言い放った一言が、今回のレース…いや、今年を象徴するキーワードになっていたような気がした
 ”ペドロサにもリスペクトを忘れないロッシ…”(みたいなモノだったと思う)というセリフだ

 そう。去年までの『テメーみたいなコゾーに負けてたまるか!』みたいな態度から、『おう、いい走りだったジャン!楽しかったよ』とでも言いたげなロッシのレース後のダニに対する笑顔…

 ま、勝ったから…てのは当然あるんだろうけど、それを差し引いても去年とはまったく違う態度だった

 そして、それにつられるように感情を素直に表すようになったダニ…

 マスコミや取り巻きを通じての応酬や”政治的”な駆け引きよりも、レースを終えれば笑顔で健闘を称え合う…そんなシーンが、2輪のGPにはやっぱりよく似合う
   

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Winner Valentino Rossi Y
2nd Dani Pedrosa H
3rd Colin Edwards Y
PP Dani Pedrosa H
Fastest Lap Valentino Rossi Y
motoGP 2007'
  Round-1

カタールGP (ロサイル)

 
 いやーアブなかった。金曜日の夜に中日スポーツ(トーチューの名古屋版)を見るまでmotogpの開幕を全然知らなかったよ

 それくらいGP事情から遠ざかっていたので、ヤマハのスポンサーにはちょっとビックリした
 ありゃグランパスのユニフォームの胸のところに『中日ドラゴンズ』とか書いてあるのと同じじゃないのか?ん〜ん、よくわからん…

 しかしレースにはシビれた
 ラスト5ラップくらいのロッシとストーナーの壮絶な神経戦…

 2人の『ドコまで見せるか、何を隠すか』っていう部分に対する執念がビンビン伝わってきた
 それまでストレートでバーンと離されてたロッシが、ギリギリ付いていけるような走りに切り替えて勝負に出るや、実はストーナーもまだ隠し球を持っていて、ファステストラップで切り抜ける…


「スリップ?何ですかソレは?」
Winner Casey Stoner

D

2nd Valentino Rossi

Y

3rd Dani Pedrosa H
PP Valentino Rossi Y
Fastest Lap Casey Stoner D

 このコースの相性っていうのもあるんだろうけど、それでもロッシは結構ショックだったんじゃないかなぁ
 それに、おそらく死ぬ気で開発スピードを上げるだろうホンダに比べて、ヤマハのマシンにパワーアップの余地があるかどうか…

 悩める王者の次戦に注目…あ、王者はニッキーだった…で、ニッキーは何やってたんだ?

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