TV Watching (テレビ観戦、時々サーキットにて・・・)

MotoGP 2011
  Round-18

バレンシアGP (バレンシア)

グレシーニに寄り添う上田の胸に去来するのは…


 正直、もうCRTマシンでいいと思う

 全員が同じマシンで走らない限り、「ロッシは終わった」とか「ストーナーこそ神」とか「ロレやダニは1枚落ちる」とか、結局なんだかハッキリしない…それがMotoGP末期の時代だったような気がする

 もちろん、常軌を逸したマシンを人間離れした技術を持つスーパーライダー達が操る様は最高にエキサイティングだ
 でも、それが”マネー”でしか実現しないとしたら…はたしていつまで見ることができるのだろう?


 まるでドルナの回し者のような意見だが、少なくともワークス体制が許されるのはエンジン供給のみ、くらいにしたほうが…と思う


 それにしてもシモンチェリの追悼ランを先導したシュワンツ…あんな悲しそうな顔は初めて、いや辻本のクラッシュの時以来かもしれない


 思えばフランスでのダニとの接触の際もシッチをかばったのは、シュワンツ(とオレ)くらいだったし、今もスズキと深いつながりのある彼が、イベントとはいえホンダのワークスマシンに跨るとは…

 あまりに大きなものを失ったグランプリ…

 来るべきシーズン 、シュワンツやほかのすべてのライダー、関係者、そしてファンの笑顔が戻ってきますように

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Winner Casey STONER

H

2nd

Ben SPIES

Y

3rd

Andrea DOVIZIOSO

H
PP Casey STONER H
Fastest Lap Andrea DOVIZIOSO H

 

MotoGP 2011
  Round-17

マレーシアGP (セパン)

 
 本当に嫌な予感ばかりが先走ってた

 ロレンゾ、スピーズの怪我、アメリカのインディカーでの大惨事、そしてMoto2のアクセル・ポンスのクラッシュ…


 何か大きな黒い影がグランプリにのしかかって来ているような気がした
 レース前の天気がそれをさらに増幅させ、ピットの中須賀が大治郎の事故の後MFJのレースで装着義務となったヘルメットリムーバーを被っているのを見たときには、心臓の鼓動が早くなったのがはっきりとわかった

 そして起きてしまったのは予感をはるかに超える最悪の出来事だった


PP Dani PEDROSA H


 今はただ、このような悲劇が二度と起きないように、そしてこの場に居合わせてしまったライダー達が心の平穏を取り戻せるように願うのみである


 ciao sic!

 

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MotoGP 2011
  Round-16

オーストラリアGP (フィリップアイランド)

そ、そんなに簡単に釣るんじゃねぇーーっ!


 レース終盤に雨が降り出すとか、強くなるっていうと何か不確定要素が多くなって波乱が起こる…っていうのが一般的だんだけど、”ホンモノ”の前ではそれ(雨)は強さを再確認させるモノになる、とあらためて思った

 88年の4輪のF1、鈴鹿でセナがチャンピオンを獲得したレースも、終盤にいよいよ雨が強くなってセナはコントロールラインを通過するたびに空を指差し、レースの中止をアピールした


 しかし、彼がスプーンカーブにさしかかった時、その彼方に”神”が姿を現した

 『アイルトンよ、これは貴方への最後の試練です。』
 集中力を取り戻した彼は見事にタイトルを決めたのだった(違ったっけ?)


 素でも速く、雨でも速く、ドカみたいなう○こマシン(笑)でも勝利を積み重ねてきたストーナー…はたして彼に死角はあるのか?


 まーホンダが1000ccで思いっきりやらかすか、ドカがあっと驚くスーパーマシンを作ってきたら…どっちも望み薄だな

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Winner Casey STONER

H

2nd

Marco SIMONCELLI

H

3rd

Andrea DOVIZIOSO

H
PP Casey STONER H
Fastest Lap Casey STONER H

 

MotoGP 2011
  Round-15

日本GP (ツインリングもてぎ)

 
 今までいろんなコトで4輪のF1とMotoGPの比較をしてきたんだけど、初めてF1に”完敗”した気がした

 どちらの日本GPも今年はテレビ観戦だったけど、鈴鹿のF1での震災に対する意識は、原発との物理的な距離を抜きにしても感動的なほど高いものだった

 しかも日本に縁の深いバトンが最速マシンのベッテルに勝つというリザルトまで付いてきて(カムイは残念だったけど)、おそらく今年鈴鹿に足を運んだ人の多くが心から満足して帰ったことだろう


 一方、ライダーこそ全員集合となったMotoGPは…チームスタッフや海外メディアの多くが来日しなかったという


きっといつか…

Winner Dani PEDROSA

H

2nd

Jorge LORENZO

Y

3rd

Casey STONER

H
PP Casey STONER H
Fastest Lap Dani PEDROSA H


 もちろん、現地ではチャリティーイベントもあっただろう。旭日旗デザインのザルコの初優勝もあった


 でも、やっぱりどこかヨソヨソしさが…

 別にエビアンのシャワーを浴びようが、身につけていたもの全部捨てて帰ろうがかまわない
 でも、それを言葉にすることで傷つく人がたくさんいることに気づいてほしかった

 

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MotoGP 2011
  Round-14

アラゴンGP (アラゴン)

清涼飲料水かと思って飲んでしまいそうなカラーだ


 何となく”アスパー”ホルヘ・マルチネスってあんまり好きじゃなかった

 現役時代も、日本のホンダに乗るエツィオ・ジャノーラの敵だったし、引退後もチーム監督として辣腕を振るう姿がどことなく政治家っぽい…なんていう言いがかりレベルの理由だったのだが…


 『アスパーさん、ごめんなさい!貴方はホントに素晴らしいです!』

 トップライダーの多くが『日本に行かない』と言い始めた頃から、『何グダグダ言ってんだ、何も問題ねーよ。オレは行くぞ。おう若い衆ども!』と早々と日本行きを表明
 そればかりか、このアラゴンのレース後にはチームを率いて原発ツアーまで組み、そこにメディアを呼んでの『日本行くぞ!』アピールまでしたという


 双方とももっともらしい数値を出しながらも、結局は感情論の域を出ない放射能論争の中、デーンと構えたマルチネスは、グランプリでは数少ない”大人”だったんだと、改めて思った


 でも、彼が来年スペインの電力会社をスポンサーに引っ張ってきたら…ま、そん時は笑わせてもらおう

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Winner Casey STONER

H

2nd

Dani PEDROSA

H

3rd

Jorge LORENZO

Y
PP Casey STONER H
Fastest Lap Casey STONER H

 

MotoGP 2011
  Round-13

サンマリノGP (ミサノ)

 
 『遂にロッシキタ!』と思ったね、最初の数ラップは

 何回かのオーバーテイク(もちろんロッシ”が”抜く方だ)を見てても、あれだけクソミソに言ってたドカのフロントはロッシの言うことをきいてたし、エンジンだってヤマハ、ホンダと互角にやり合えそうだった


 でも最後にはまるで帳尻を合わせたかのようにいつものポジションに戻ってしまったわけだが、ここらあたりはオフィシャルに言われているようにコンディションの変化とかタイヤうんぬんではなく、まー…なんというか…ロッシの心の問題なんだと思う

 それよりも何よりも、問題はホンダの方だ


局地的には好バトルの多い今シーズンです

Winner Jorge LORENZO

Y

2nd

Dani PEDROSA

H

3rd

Casey STONER

H
PP Casey STONER H
Fastest Lap Jorge LORENZO Y


 レース後『疲れちゃった…』と語ったストーナーをブチ抜いたダニ…2006年のエストリルでのニッキー撃墜なんて忘れてしまったのか、ココへ来てストーナーのタイトル獲得へ向けての最大のジョーカーになってしまった


 あのセナ・プロ時代から延々と言われ続けているホンダの”チームオーダーしない主義”

 それは確かに美徳だとは思うが、走ってる方(タイトル懸かってる方)はタマランだろうなぁ…

 

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MotoGP 2011
  Round-12

インディアナGP (インディアナポリス)

ニッキーよ、あんまり心配させると死んじゃうぞ


 告白すると、今までもレースを見てる途中で寝ちゃったコトは何回かある(特に今シーズン)

 でも、録画しておいたレースを、後で真昼間に見てて(もちろん結果は知らないで)10ラップもしないうちに寝ちゃったのは初めてだと思う


 もう予選から何も起きないことが明白だった

 ストーナーがブッチぎること、ついていけるのはスピーズかロレンゾだろうということ(ま、実際にはダニだったけど)、ロッシには見せ場なんてないだろうということも…

 もちろん、ストーナーの驚異的な走りは一見の価値はあるだろうし、ダニの頑張りにもスペインのファンはシビレただろう

 しかし後で振り返っても、『あのシーンは凄かったよなぁ…』という場面が浮かばない…そんなレースが最近多い気がするのだ

 


 『まーたラグナとか89鈴鹿の話か!』と思われるかもしれないけど、この最高峰の舞台では、ケーシーにような圧倒的な速さのライダーをさらに超人的な技で追い詰め、想像を絶する方法で抜き去るようなシーンが見たいのである


 はたして、そんな時が来ることがあるのだろうか…

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Winner Casey STONER

H

2nd

Dani PEDROSA

H

3rd

Ben SPIES

Y
PP Casey STONER H
Fastest Lap Casey STONER H

 

MotoGP 2011
  Round-11

チェコGP (ブルノ)

 
 何を隠そう、今から10数年前まで、オレはサーファーでありスノーボーダーだった(自称)

 で、ある日ツレと一緒にゲレンデに出かけたワケだが、当然オレ様の方がウマい

 ところがツレもさるもの、かつてはジュニアオリンピックとやらに出場した経験のある元アスリート…たかが板に乗って雪の上を滑るだけのお遊びで下手扱いされるのは容認できない…ということで、出した結論、それは『板が悪い』

 すぐさま専門誌で情報収集し、財布と相談して新しいボードを購入するも、やはりオレ様にはかなわない
 そこで出た結論、それは『やっぱり板が悪い』

 で、彼が遂にBURTONのボードを購入した頃には、オレはもうボードやめちゃってた。あはは

 何が言いたいのかというと、はたしてドカのマシンは本当に”如何ともしがたい”マシンなのか?ということである

 現にサテライトのライダーは普通に青山やエリアスなんかと定位置バトルできてるんだし、ニッキーは去年からそれほどヒドいタイムで走ってるわけじゃない

 ただ、”あのロッシ”が、表彰台に立てないどころか6位で恩の字というリザルトだけが、”ドカ=う○こ”という図式の唯一の根拠なのだ

 


ワタクシ、やはりドヴィ嫁派です…

Winner Casey STONER

H

2nd

Andrea DOVIZIOSO

H

3rd

Marco SIMONCELLI

H
PP Dani PEDROSA H
Fastest Lap Casey STONER H


 だからといって、ロッシのテクニックがここまで急激に衰えた、とは思えない
 画面で見る限りでは、確かにフロントの挙動はムチャクチャだ


 でも、それでもなんとかしてきたのがロッシだった
 ハンドルが曲がっても、ペダルが折れても、トレッドが剥離しても…

 ロッシ+ドカの不調の本当の原因…それは、6位でも前向きなコメントを笑顔ですることに慣れてしまったロッシのメンタルにあるのでは、と思う

 

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MotoGP 2011
  Round-10

US GP (ラグナ・セカ)

怖ぇーよ、みんな


 まーダニもドヴィも今年はさらに一皮むけたと思っていたが、誰よりもズルむけたのはやはりストーナーだったようだ

 凄いよ、走りが。何が凄いって、何から何まで(笑)


 こうなると、4年前は抜群の相性と称されたドカが、逆に彼の速さを”スポイル”してたんじゃないかとさえ思える
 『電子制御やらなんやらがなかったら、もっと素で速かったんじゃないか』と

 しかも今年は転ばない

 どんなに深くリーンさせても、どんなに速くアクセル開けても、そしてどれだけ派手にマシンがフラれても、すべてを完全にコントロールできている、という走りだ

 きっと、もう走ってて楽しくて仕方ないだろう


 で、その速さの要因としてニワカに”シームレスギア”なるものが言われていたのだが…ソレってF1のアレ?だったら奥の手でも何でもないはずで、ドコもトライしてるんじゃないのか?


 というわけで、こういう情報が出てくるときっていうのは、たいていHRCの本当の奥義は絶対に別のところにある、とオレは確信している

 『実は1600ccでした』とかね(笑)

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Winner Casey STONER

H

2nd

Jorge LORENZO

Y

3rd

Dani PEDROSA

H
PP Jorge LORENZO Y
Fastest Lap Casey STONER H

 

MotoGP 2011
  Round-9

ドイツGP (ザクセンリング)

 
 なんか30ラップのレースを3等分して、それぞれロレンゾ、ストーナー、ダニが分担してトップを引っ張る…まるで自転車のロードレースみたいなレースだった

 そんなピントはずれな感想はさておき、コレはやはりタイヤに起因するところが大きいのではないかと思う

 もともとタイヤマネジメントの難しいコースということもあって、トップチームのライダー達はタイヤのコンパウンドは同じでも、そうとう足回りのセッティングに工夫をこらしたはずだ


 で、それぞれがそのセットに合わせた走りをしてみると…それぞれ10ラップしかおいしいところがなかった、のではないだろうか?

 そしてそうなった原因は、乗り手ではなくやはりタイヤ側ではないのかと…

 


この顔みたら…ペース上がるわな

Winner Dani PEDROSA

H

2nd

Jorge LORENZO

Y

3rd

Casey STONER

H
PP Casey STONER H
Fastest Lap Dani PEDROSA H


 もう去年の中盤あたりから言われていたことだが、ブリヂストンタイヤの特性というのが、どうやらライダーやマシンの開発側の思惑を通り越して、どっかアサッテの方向に行ってしまったのではないだろうか?


 タイヤ屋さんとしては、速さ=グリップ(+ライフ)なんだろうけど、コト2輪ロードレースに関しては”滑り”とか”柔軟性”みたいなモノが必要で、そこらあたりの解釈がどうもズレてるような…

 浜島さんよ、ここはひとつF1のことは忘れて、マモラの後ろでサーキット走行を体験してみてはどうだろう?

 

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MotoGP 2011
  Round-8

イタリアGP (ムジェロ)

放送事故?(パルクフェルメでの車載カメラより)


 もーさ、クギ付けだったわけよ、ドヴィ…の嫁に

 思えばカピ嫁に始まってストーナー嫁、そしてこのドヴィ嫁…小柄なライダーと美しい妻、っていう何か方程式でもあるんだろうか?

 そういえば原田哲也の嫁も美人だったような…でも、昔ガードナーだか誰かが『ローソンの嫁はブサイクだ』とか言ってモメたことがあったような…あれ、レイニーだっけ?


 そんな嫁事情もさることながら、ドヴィはよかった

 もともとこのライダーは”理論派”のイメージが強くて、セットアップとかレースの組み立ては上手なんだろうけど、カッチカチのバトルになると一歩引いてしまうようなところがあったように思う

 そのドヴィが見せた理屈抜きのキレキレの走り…これができるならもっと早くやれや!というコトはこのさい言わないでおこう



 それに比べてロッシ…結局GP11.1も不発の気配濃厚なわけだが…あれだけストーナーの開発をケチョンケチョンに言っちゃった今となっては、もうGP11に後戻りはできないだろうなぁ…

 この際、ダメもとでフェラーリのエンジンでも積んだらどうだろうか?

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Winner Jorge LORENZO

Y

2nd

Andrea DOVIZIOSO

H

3rd

Casey STONER

H
PP Casey STONER H
Fastest Lap Jorge LORENZO Y

 

MotoGP 2011
  Round-7

ダッチTT (アッセン)

 
 今回の予選結果を見て、オレはハタと気づいた

 『少なくともポールポジションなら、ロッシは簡単に獲れるんじゃね?』と

 ポールのシモンチェリのタイムが1'34.727で、7位のアブラハムが1'35.742だろ?
 ってコトは、ロッシがアブラハムより1秒速く走ればほとんどポールタイムじゃん!
 同じマシンでロッシがアブラハムより1秒速く走るのなんて、別にどーってことないはずだろ?


 と、意外にロッシの不調は軽症の気がする今日このごろである
 言われてるようなマシンのベースセットうんぬんじゃなく、去年ロレンゾに何度か完敗したりしたあたりから、何となくヤル気が・・・正直なくなってるような気がする


誰も押してくれない…

Winner Ben SPIES

Y

2nd

Casey STONER

H

3rd

Andrea DOVIZIOSO

H
PP Marco SIMONCELLI H
Fastest Lap Ben SPIES Y


 もうひうとつ思ったのが、ストーナーの好調もそれほど万全じゃない、ってこと


 この日のスピーズにオープニングで3秒開いたら手も足も出ない…決して”抑えてた”ようには見えなかっただけに、少なくともヤマハ勢には十分勝機ありだろう

 それよりも問題なのは、いまだグリッド埋めてるだけのスズキ…もしこのままフェードアウトを狙ってるとしたら、オレはもう絶対GSX-R買わない(笑)

 

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MotoGP 2011
  Round-6

イギリスGP (シルバーストーン)

シッチよ、だからそのザルは何なんだ?


 ひさしぶりに雨らしいレースを見た気がする

 何が雨らしい、ってマシンのバンク角だ
 日本にGPが帰ってきた87年の雨の鈴鹿…もう全然マシンなんて寝てなかった
 で、マシン立てたまま旋回性を高める”マモラ乗り”が効いたわけだが(ホントかよ!w)、90年代後半あたりからは125だってレインでヒザ擦りあたりまえになってた


 もちろんドシャ降りのレースの時には集団ツーリング状態のレースもあったけど、この日のシルバーストーンくらいの雨で、あのバンク角はちょっと意外だった

 なんで、『そうなりゃマシンパワーよりライダーのテクだろ』と思ったが、ロレンゾがひっくり返って、ストーナーがいつものようにサクっと勝っていった


 そのはるか後方…12台しかフィニッシュしなかったレースで、青山、エリアス、そしてアブラハム相手に必死のオーバーテイクで6位に滑り込んだロッシ…


 言いたいことは山ほどあるけど、ここはそっと見守っておこう…

 (でも、↓で言ってしまうんだな、コレが)

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Winner Casey STONER

H

2nd

Andrea DOVIZIOSO

H

3rd

Colin EDWARDS

Y
PP Casey STONER H
Fastest Lap Nicky HAYDEN D

 

MotoGP 2011
  Round-5

カタルニアGP (カタルニア)

 
 コレはね、F1だね。エフワン、4輪の

 スタートで速いマシンがパァーっと前に出て、後はマシンのポテンシャル順に並んで周回を重ねていくだけ

 ましてやMotoGPにはピットインもタイヤ交換義務もないし、コースにゴミがあるからってペースカーが出たりはしない
 誰かがヘマしてスッテンコロリンしない限り何も起きやしない


 ホントに驚くほどの行儀のいい順番並び…かつて4輪3:7、2輪7:3と言われたマシンと乗り手のレースでの比重が、今や4輪9:1、2輪6:4くらいになってしまったんだろうと思う

 でも6:4なら、まだ何とかなるんじゃないかな…2輪にはシモンチェリみたいな”未知の超人”もいるし w


勝てばパリス・ヒルトンが表彰台で
シャンパンシャワーだったのに…惜しい!

Winner Casey STONER

H

2nd

Jorge LORENZO

Y

3rd

Ben SPIES

Y
PP Marco SIMONCELLI H
Fastest Lap Casey STONER H


 まぁ今回はさすがのカタルニアも路面コンディションが不安定で、タイヤのグリップもよくわからない状況だったんだろうけど、このままマシンのハイテク化が進むとこういうレースばっかりになるんじゃないかとものすごく不安になった


 上のクラスはハイテク化、下は無秩序化…グランプリは大丈夫なんだろうか?

 

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MotoGP 2011
  Round-4

フランスGP (ル・マン)

相変わらず勝っても影の薄いストーナー


 いよいよロッシが来た!

 って言いたいところなんだけど、今回のレースではむしろ”劣化”ばかりが目に付いてしまった…

 それはあろうことかドヴィ相手にまたも競り負けてしまったコトなんだけど、まぁ前回は仕方ないと思う
 相手はホンダ様なんだから、そりゃパワー競争ではしゃーないだろう

 問題は宮城サンの言うとおり、今までなら抑えきれたところであっさりパスされたり、今までならビシっと閉めたところでダラ〜っと空けてしまったがために差し返されてしまったコトだ

 マシンが言うことをきかない、ってのは当然あるんだろうけど、長年勝てなかったヤマハでソレをやってのけたのがバレンティーノ・ロッシではなかったのか?


 そして今回もやっちまったシモ…


 でも、今回はオレは宮城サン同様(今回のレースでは妙に宮城サンに納得することが多かったナ)に『ダニのミスじゃね?』と思った

 だってブレーキングの最後のところでリアは跳ねさせてるし、そんなにキツいラインには見えなかったんだが…まぁ、後ろで見てたロッシが『シッチが悪い』って言ってるんだからそうなんだろう

 それにしてもダニ…顔はフォレストガンプがターミネーターなのに、怪我がなぁ…

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Winner Casey STONER

H

2nd

Andrea DOVIZIOSO

H

3rd

Valentino ROSSI

D
PP Casey STONER H
Fastest Lap Dani PEDROSA H

 

MotoGP 2011
  Round-3

ポルトガルGP (エストリル)

 
 この数年、特に日本の2輪の世界では、レースのファンであることがツラいと思う瞬間が多すぎる

 それでもテレビの中継があれば食い入って見てしまうし、鈴鹿でレースがあれば見に行こうと思うのだが、こう続くとホントに気持ちが折れてしまいそうになるのだが…

 高橋裕紀が凄まじい執念と終盤の奇跡で獲得した表彰台…弟に勝利を、被災者にメインポールの日の丸を捧げることはできなかったけど、そこでの出来事はそれ以上に美しく価値あるモノだった


 『ユーキ、今日は乾杯だけにしよう』
 ブラドルとシモンは高橋にそう声をかけ、フレシネのボトルをそっと差し出した
 全てを察したファンからは大きな拍手が起き、ポディウムの下では日本人スタッフが泣いていた


ステファン、フリアン、ありがとう
よかったね、裕紀
Winner Dani PEDROSA

H

2nd

Jorge LORENZO

Y

3rd

Casey STONER

H
PP Jorge LORENZO Y
Fastest Lap Dani PEDROSA H


 こういう光景を見るにつれ、やはりレースの素晴らしさを感じるとともに、レースファンであってよかったと思う


 最近トシのせいか、すっかり涙もろくなってしまったが、これからもレースファンとして、できれば歓喜の涙を流していきたいと思う

 

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MotoGP 2011
  Round-2

スペインGP (ヘレス)

今年は浮き輪、ハシゴ完備でメットも脱いだか
去年はマジで死にかけたからなぁ…)


 いままでオーストラリア人のライダーってのはいっぱいいたわけだが、なんとなくその”共通点”っていうのが最近見えてきた気がする

 それは”呆れるほど率直”という気質だ

 ガードナーは唯我独尊、ミックは天上人、マギーは野生人でビーティーはサーファー(?)…どいつもコイツも、オレから見たら『まぁ…勤め人は無理』な人たちだった

 ところが、ストーナーは比較的『勤め人もできそう』なタイプだと思っていた
 爽やかな笑顔、美しいヨメ…彼なら、と思っていたが大きな間違いだった

 特攻をカマしたロッシがピットに謝罪にきたとき、その”爽やかな笑顔”で『肩、大丈夫だった?』とは…


 もちろん、それが最大限の皮肉であることはその場にいた全員が感じた(ホントは辻本サンもわかってただろう)だろうが、案の定その後のコメントでは”呆れるほど率直”な放言が炸裂したらしい


 そんな2人の遺恨をよそに、勝利はロレンゾがサクっと持っていった

 今となっては、250時代にあれほどクレイジーな非常識人に見えたロレンゾこそが、このクラスきっての”勤め人タイプ”に見えてしまうから不思議だ…

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Winner Jorge LORENZO

Y

2nd

Dani PEDROSA

H

3rd

Nicky HAYDEN

D
PP Casey STONER H
Fastest Lap Valentino ROSSI D

 


MotoGP 2011
  Round-1

カタールGP (ロサイル)

 
 いやー、ストーナーの勝ちっぷりにはたまげた

 あれだけ開幕前のテストやら予選やらで絶好調なら、当然チギりまくって勝ちにいくかと思ったら、先行されても前に出てもじっくりドッシリ構えて自分からは動かず、『さていくか』とばかりにドンと突き放す…
 なんて言うか、もう悟りを開いたね。彼は

 で、その悟りのキッカケは何か?


 まひとつは昨シーズン終盤から急激にポテンシャルアップしてきたRC212が、いままで乗っていたジャジャ馬に比べてとてつもなく乗りやすい、ということもあるんだろうけど、それより大きいのが”ライバルの不調”…
 つまりロッシがドカで悶絶しているコトが大きいような気がする


今年もダニは熱いなぁ…
Winner Casey STONER

H

2nd

Jorge LORENZO

Y

3rd

Dani PEDROSA

H
PP Casey STONER H
Fastest Lap Casey STONER H


 ナンダカンダ言って、ストーナーはドカで勝ってきた
 当のストーナーだって、その”勝てるマシン”にロッシが乗ったら、もしかしたらトンデモナイ速さで走るかもしれない、と思っていたかもしれない


 ところがテストからロッシは泣きのコメントばかりでタイムも出ない…
 一方のストーナーは生え抜きエースのダニよりも好調なわけで、『オレって、もしかして…ウフフ』という絶対の自信を持ってしまったんだと思う

 速いマシンに絶大な自信…コレに勝つためには、生半可なことじゃちょっと無理だと思う

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