はるか2500年ほど前に、インドでお釈迦様によって説かれた「仏教」の教えは、中国を経て遠く東の日本にまで伝えられました。そして今、多くの人々が次の世代へと伝えてくれたことで仏教は長い時間と遠い道のりを超え、私たちのもとに届いています。

このように、私達が仏教にめぐり合えた事は、仏教を説かれたお釈迦様、そしてその教えを絶えることなく伝えてくれた多く方々のおかげです。どこかで途切れてしまったら自分の所まで届かなかったかもしれません。そう考えると、ここに仏教があることが当然でないどころか、すごい偶然であり、珍しいことだとさえ感じます。

そのように、有る事が難しいことを「有難い（ありがたい）」といいます。