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おしゃか様の呼び方
おしゃか様は、紀元前566年(463年の説もあり)4月8日にシャカ族の王子として誕生しました。おしゃか様のシャカというのは、民族の名前であり、本名は「ゴータマ・シッダールタ」といいます。ブッダ(Buddha)と呼ばれることもありますが、ブッダとは悟った人のことです。また、「釈迦牟尼世尊(しゃかむにせそん)」を略して「釈尊(しゃくそん)」とも呼びます。「シャカ族の聖者(牟尼)で福徳をそなえた人(世尊)」という意味であります。この「釈尊」という呼び名がピンとこない方も少なくないかもしれませんが、仏教界では一般的な呼び名です。これを機に耳になじませてもらえるといいかなと思います。
おしゃか様がしたこと
おしゃか様は29歳の頃に修行をはじめ、6年後、お悟りになりました。この世の道理、苦しみの根源、すべてのことがはっきりと見ることができるようになったのです。別に坐禅したまま宙に浮くことができるようになったわけではありません。もしかしたら超能力みたいな特別なパワーを身につけたのかもしれませんが、いずれにせよ、おしゃか様が求めていたものはそんな不思議なパワーではなく、人間の持つ苦しみの根源を知り、取り除き、真理を追究することでした。そしてそれをお悟りになり、80歳で亡くなるまで、多くの人にその教えを説いて回りました。


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