作品⑤ お護り 古代文様
「世界の文様」の歴史
紀元前100年から現代までに至る装飾のすべて
〈衣類、織物、陶芸器、建築、絵画、彫刻、宝飾品など〉
にみられる歴史文化的な背景を映し出しています。
「古代文様」に込められた意味とは
文明が進化を遂げる現代において「文様」の意味を解く研究が進められています。
そのなかである大学の研究者が縄文土器文様の謎を解く手がかりを求めて
パプアニューギニアへ古代の伝統的な生活を受け継ぐクウォマ族のもとを訪れ
文様の意味を尋ねました。
文様とは「自然の精霊」を意味します
狩りをするときも 漁にでるときも
わたしたちの暮らしのなかには
いつも精霊がいます
そのおかげで豊かな生活ができるのです
世界に存在する古代文様には、「先人たちの祈り=Massege」が込められており、それは日本に存在した古代縄文文様をはじめ、民族や宗教を 超えた共通の意味を持ち、未来を生きる子孫への平和と祈りが込められているのです。