ほっとい亭ホームページのリニューアルに伴いこのたび「ぎゃらりい」のページを新設いたしました。
ぎゃらりいに関するお問い合わせについては同店(88-0149)までどうぞ。
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◇ほっとい亭に隣接するぎゃらりいにて展覧会を開いています
~縄文の文様に込められた先人の祈り展~
この展覧会では、希少な香木「白檀(びゃくだん)」を用いた てづくりのお香や御守りが並んでいます。
そのなかで御守りの作品には、世界に存在する古代文様に秘められた先人の想いと日本古来から存在した縄文文様のなかに込められた想い その双方に「共通するデザイン」があしらわれています。
■白檀(びゃくだん)
インド東部を原産地とする紀元前5世紀頃から栽培されてきたといわれる香木です。
「栴檀は双葉より香ばし」とのことわざは日本の栴檀ではなく白檀を云います。
近年はインド政府による伐採制限と輸出規制により世界的な品不足で激減をし、日本にはおもに彫刻美術品などの加工品や香料など粉末にされたもの以外輸出がされないため、大変希少となっています。
この白檀は規制がかかるまえに現地にて購入されたものであり、その証として番号印が刻まれています。
■香木の歴史
6世紀前半 仏教とともに朝鮮半島百済経由で日本に伝えられたとされる香木は次の3つです。
▽伽羅(きゃら) aloes-wood
産地はベトナム 摂取量は極めて少量とされています。
日本には15世紀半ばにもたらされました。
「金の何倍もの値段が」
04年 金1g 1300円のとき [伽羅]1g 1万円以上
現在 金1g 4500円 [伽羅]1g 3万円以上
▽沈香(じんこう) eagle-wood
産地は東南アジア(インドネシア、ベトナムなど) 沈香の最高級品が伽羅との説も
▽白檀(びゃくだん) sandal-wood
白檀は世界各地それぞれの産地において香りなどが異なる。
また近代文明のなかで忘れかけていた「豊かさ」や「癒し」「美と健康」「崇高」「威厳」が備わる
■白檀の世界には
白檀の部位において、香木の外側の白い部分から木の中央「赤い部分」に従ってその香りは強く、品質は最も高くなります。
白檀の産地のなかで最も香りがよいとされている白檀は「老山白檀」と云われます。
その老山白檀のなかにおいてさらに最も最高級な白檀が存在します。
それは壇香の一種で木肌の色は赤身を帯びており根本の赤みが強い芯材を指し、別名「赤栴檀(しゃくせんだん)」とされています。
老山白檀の原木から削りだされた粉を用いて作るてづくりのお香です。
聖典に「白檀の香り漂うところには魔が寄り付かない」と記されています。
こちらは2通りのお香があります。
●一包み(6片/1500円)
Ⅰ.白檀のみ
「ほっとしたいとき」
Ⅱ.白檀と安息香(龍脳)
「頭をすっきりさせたいとき」
▽白檀原産地における「香り」の比較
弱 ニュージーランド
ハワイ
オーストラリア
中 インドネシア
マレーシア
強 インド
インド マイソール産 老山白檀
白檀の原木から取り出した塊を活かした特製のストラップです。
白檀は「波動を浄化する」と云われ、特に携帯電話などの電磁波による影響が
あるものに付けるとよいでしょう。
香りが薄くなりましたらヤスリなどで軽く磨いてみてください。
細かな粉末は「塗香(ずこう)」として、手などに塗りこんでご使用ください。
*塗香(ずこう)とは
経典によると心を静める目的で重要視され、古来から使われていたとされています。
粒子が細かく滑らかなので、少量を掌や手首などに擦り込むことで、ほのかに漂う
白檀の香りが心を静めてくれることでしょう。
白檀が持つ香りには最も高等な「知恵・悟り・聖力」が備わっており、
精神の安定と緊張緩和を与えると云われています。
古代のひとたちは自らを護る御守りとして、それに装飾「美」を施しながら
身に付けていたのでしょう。
●おりじなる髪留めヘアバンド
暮らしのなかで気軽に身に付けることができる髪留めです。
素材:老山白檀(インドマイソール産) すべて共通
重さ=6g 寸法=29mm×45mm×厚さ7mm
●おりじなる装飾イヤリング
ふっくらとしたしずく型のデザイン
表情を印象付け、身に付けるひとの雰囲気をより演出してくれます。
大きさ(直径)=〈1g〉10φ 〈2g〉13φ
●おりじなるブローチ(丸型)
シンプルながら、白檀の持つ素朴さがさりげなく際立ちます。
襟元にかざってもおしゃれです。
大きさ(直径)=〈小〉13φ 重さ2g 〈中〉18φ 重さ4g 〈大〉22φ 重さ6g
「香そのものが魔を払う」
聖典によると、白檀のよい香りは魔を払うため「魔除け」となる。
そのなかでも白檀を身に付けるのが最もよいとされています。
●勾玉とは
縄文時代から古墳時代にかけて使われていた装身具のひとつ。
その多くはCの字形やコの字形に湾曲しており、玉から尾が出たようなかたちになっている。
●かたちが意味するもの
「魂の姿を象っている説」「胎児のかたちを象っている説」
「動物の牙で作った牙玉を基とする説」などの諸説が在ります。
「世界の文様」の歴史
紀元前100年から現代までに至る装飾のすべて
〈衣類、織物、陶芸器、建築、絵画、彫刻、宝飾品など〉
にみられる歴史文化的な背景を映し出しています。
「古代文様」に込められた意味とは
文明が進化を遂げる現代において「文様」の意味を解く研究が進められています。
そのなかである大学の研究者が縄文土器文様の謎を解く手がかりを求めて
パプアニューギニアへ古代の伝統的な生活を受け継ぐクウォマ族のもとを訪れ
文様の意味を尋ねました。
文様とは「自然の精霊」を意味します
狩りをするときも 漁にでるときも
わたしたちの暮らしのなかには
いつも精霊がいます
そのおかげで豊かな生活ができるのです
世界に存在する古代文様には、「先人たちの祈り=Massege」が込められており、それは日本に存在した古代縄文文様をはじめ、民族や宗教を 超えた共通の意味を持ち、未来を生きる子孫への平和と祈りが込められているのです。