真空管式カーオーディオ計画
(計画編)
カーオーディオをどのように構成するか(2005.8.7)
 アンプの設計ばかりしていて、入力につながる機器のことを後回しにしておりました。そろそろ何か購入しようと調べてみて、少し困りました。オリジナルのオーディオシステムはCDとカセットとチューナーが音源として選択できました。同等の機能を1DINサイズで持たせようとすると、適当なものがありません。カセットかCDどちから一方とチューナーというものが一般的で、さらにアンプも内蔵されているのがほとんどでした。

 アンプは別に作っているので、アンプの無いものはないかと探してみると、アンプの無いものは「マニア向け高級品」という位置付けなのか、大変高額なものしかありません。アンプ付きの機器を購入してプリアウトから『信号を取るということも可能ですが、ただでさえ真空管で電気を無駄使しているところに、仕事をしないアンプが4チャンネル分も電気を食っているというのは納得が行きません。一方、近年のiPod等の普及を見ると、近い将来カーオーディオでは、CDやMD,カセット等よりも、iPod等を接続して使用することのほうが便利になり、一般化するのではないかという気がします。そうなるとチューナーと外部入力さえあれば十分ということになります。

 そのように考えて、中古カーオーディオを探していたところ、珍しくアンプのついていないチューナー+カセットというモデルを見つけ、通販で購入しました。外部入力端子(RCA)もついており、目的にぴったりです。メーカーはあの「ナカミチ」です。アンプなしのカセットつきチューナで、あまり一般的でないせいか大変安く購入することができました。
「お得な買い物」になるのか「安物買いの銭失い」になるかはまだわかりませんが、届いた品物を見ると外観はまだまだきれいです。少なくとも私の車よりは新しいのではないかと思います。

設計編その1に続く
設計編その2に続く
製作編に続く

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