Field Note 2007(part 2) | *下へ行くほど最新です |
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出掛けるコトが決まれば、その日のコンディションを想像し、持てる全ての知識と経験で目指すポイントを吟味する |
June | "Hit and Away" |
6月20日(水) 根羽川(長野県)
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全国各地の渓流は巷間言うところの”ベストシーズン”らしい |
何とかならんのか、ココのゴミは! |
ヒレピン!…写ってないけど(自爆!) |
さすがに近隣のメジャー河川がそろって鮎解禁となったこの時期だけあって、この日の根羽は見渡す限りの貸し切り状態。最上流部から本流まで、およそ(アマゴの)釣り人らしい車は1台も見かけない |
向かった先は県境にほど近い支流のそのまた支流… |
年券っても、関西の日釣券程度の額だけどね… |
July | "悶々…" |
7月17日(火) 寒狭上流(愛知県)
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「ワーイ!555だ!」…で、釣りになるのか? |
さすがに寄る年波、衰えの隠せない肉体…ということで、この日は午前中に”人間ドック”とやらを受診した |
久しぶりにやってきた護岸帯は案の定大激流。いつもは湿っている程度の堰堤では、流れ落ちる水が白い壁になっていた |
葦の様子を見るに、前日はもっとスゴかった? |
寒狭ではちょっと珍しい色艶のアマゴ |
月イチペースの釣行のせいか、すっかり疑い深い人間になってしまったようだが、3度目の水しぶきにやっとフッキングを成功させる |
7月25日(水) 寒狭上流(愛知県)
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1週間も前のコトを得意げに”New!”とか貼ってアップするのも恥ずかしいけど…このところ過労気味でぶっ倒れていたのでカンベンしてほしい |
ネットの目がデカいんで、逃げられないかと… |
(サイズの割に)精悍な顔つきのアマゴ |
ここは、こういった多少増水気味の際にはナカナカの釣果が期待できる区間…1投目でフライを追っかけてくる良型の姿が確認できた |
その後も同サイズのアマゴが何匹がヒット。すっかり満足したので、帰り際は堰堤にドッカと腰をおろし、ダラーンとラインを垂らしての手抜きの釣りに興じた |
苦節10数年、ついに…! |
August | "Fever ! " |
8月14日(火) 忍野(山梨県)
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あぁ麗しの忍野…でもクソ暑い |
暑い。この1〜2週間死ぬほど暑い |
例によって下道で一路忍野へ |
釣る釣る釣る釣る、携帯落とす |
反則 |
この頃からライズリングがいたるところで起きていたため、小さなドライにチェンジ。表層に付いているヤマメを狙うが…流下しているモノなら葉っぱだろうがゴミだろうが口に入れてるくせに、自分のフライだけは食わない |
昼は生中と焼き肉で幸せなひとときを過ごし、再び川へ |
ついにブラウンGetぉー! |
8月某日 根羽川(長野県)
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いつの間にこんなおぞましいモノが… |
”某日”キタ━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━!!!! |
『とりあえず、魚はいるようだな…』と自分に言い聞かせ、イワナのポイントを叩いてみるが…出てくるのはさっきよりもさらに小さなアマゴ、しかも異様にスレていやがる |
コレでも今日イチ!(爆!) |
8月26日(日) 寒狭上流(愛知県)
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稲目トンネルを抜けていきなりド肝を抜かれた
路肩は車で一杯、待避所もギッシリなのである 『スゲーな。やっぱ鮎釣り人口ってのは…!』 やがて見えてきた川の様子…それは、林立する鮎竿ではなく、無数の浮き袋とバーベキューの煙だった 『そうか…一部世間では、まだ”夏休み”ってヤツなんだ…ふーん…クソッタレが!』 そんなこんなで、女連れでキャーキャーやってる学生どもに殺意を、家族連れでバーベキューの準備に余念のない妙に色白のお父さんに哀れみを感じつつ、追いやられるように上流へと車を走らせ、たどり着いたのは5月に先行者により入れなかった大名倉 数日前の雨のせいか水量も申し分なく期待充分!で釣り始めたのだが… |
魚の影すら見えない |
いやー、たいしたモンだ! |
September | "time is …" |
9月12日(水) 根羽川(長野県)
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去年までなら釣行計画を1日2日ズラすなど造作もないことだった
朝起きて「なんだ雨か。じゃ明日休むことにして、仕方ないから今日は仕事にでも行くか!」でなもんだ しかし、今年は「今日は行く!」と決めたら何が何でも行かなくてはならない なぜなら、その機会を逃すと次はいつになるかわからないからだ(とか言いながら今年も数えれば20回目の釣行だったりするが…) ということで、気になるのは先日の台風以来降り続けている雨 先月同様の状況のときは、寒狭頭首口の流量表示は”55.5t/秒”だったが…『お、なんだ”0”か。こっちは全然降らなかった…なわきゃねーじゃん!』 眼下には津波のような激流が流れている。どうやら表示計が壊れたらしい しかし、この日の目的地は一山越えた先…たぶん何とかなるだろうと折元の峠を越える |
予想通り、根羽川は寒狭ほどの増水はない… |
この時期根羽はいつも何故か良形… |
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最後の1投と思ってキャストしたフライに、この川では見たこともないような大きな影がゆっくりと寄ってきた…が、食わない |
9月25日(火) 寒狭川上流(愛知県)
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『竿とリールは載ってるし、ウェーダーやらベストやらは積みっぱなしだし…よーし、出ー発っ!!』 |
画像は全部通話機能付きデジカメで撮影 |
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ゆっくりと浮上し・・・”スポッ!”
合わせた瞬間、ゴリゴリと底へ潜ろうとするイワナ特有の、しかも重い手応え 『こりゃ結構デカイんじゃ…全然浮いてこねーぞ…あ゙ーーーっ!』 結局、一度もその姿をハッキリとは確認できずにバレてしまった(推定:イワナ27センチ) 気を取り直してその上のプールへ いつも良形が付いてるあたりを流すと…”ガバッ!” 今度はハッキリ見えた幅広のアマゴ。しかも手前まで寄せると結構なサイズ 『おぉ!イイねぇ!さて、ネットネット…あ゙ーーーっ!』 またバレだ(推定:アマゴ25センチ) 頬を引きつらせながらも農作業のオバチャンに笑顔で会釈しつつ、さらに別の支流へ… |
入った最初のポイントで尺近いアマゴに走られながらも、なんとか神経を繋ぎ止め実績のあるポイントへ… |
秋のお約束画像 (携帯カメラが勝手にソフトフォーカス) |
New! |
9月30日(日) 寒狭川上流(愛知県)
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数年前から9月末までの漁期となった寒狭ではあるが、それでも結構暑い中での”最後の釣り”をしてきたように思う
しかしこの日は里の気温表示は17℃。『やっぱり秋だ。もう魚は釣っちゃいけない季節なんだ』と実感する。が、きっと11月からは天竜にも通うと思う。年券買っちゃったし そんなめっきり涼しい上に結構な雨が降る中、最後の釣りの準備をしていると見覚えのある車が近づいてきた 『おはよう!』とドスの効いた ひさしぶりにお会いする流離さんとは、実はこの日一緒にゴミ拾いでシーズンをしめくくることになっていたのだが、そこはやっぱり釣り師。『その前に1ラウンド…』ということで、上流と下流に分かれてまずは”釣りの部”からスタートした |
降りしきる雨の中、まずはいつもの支流へ |
こういうのを見ると怒りより虚しさが… |
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さて、ゴミ拾い予定地で再び流離さんと合流 |
さて、一仕事終えていつも入る川の真横のうどん屋サンで一服 |
やっとお会いできたゼフさんの勇姿 |
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気温マイナスの大雪で始まり、大雨で終わった今年の寒狭でしたが、終わってみれば本当に良いシーズンだったように思います 2007,9/30 … by taro … |